PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
道頓堀の手前の小さい通り。
毎朝、まめみつたちにおやつくれる上品なおばあちゃん家の前で立ち話。
「主人が帰り道でコケて入院したの。
通りかかりの人がみつけてくれて、救急車を呼んでくれてね。名前がわかるものを持っていたから警察が電話してくれて・・・元気でいないととね~ 夫婦ふたりなんやから。
息子らはそうそう帰ってこれないし~
不安になるけど。考えすぎちゃダメね、
だから歌うたったり、お勉強にいったり。
その間だけでも忘れられるから」
このセンニチマエの路地でおとーちゃんが倒れる・・・なんて、想像を絶する。
先日の投稿みたいに「広島じゃけ、だいじょうぶ」って思えない私の、今の、まち。それでも、おせっかいが得意なミナミの町はまだまだ温かいのかもね。
都会でも田舎でも、おとーちゃんおかーちゃんの想いはいっしょ。娘や息子の想いはいっしょ。
東京にいてる息子さんの代わりに私、話しきくよー!って
思う朝。
自分のなかのブレない想いは、そこだな、ってものがちょっとだけわかった朝。