PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
忘れないうちに書き留めておこう。
朝、いつもの散歩中にめずらしくしゅんちゃんから
電話。
「どないしたん、ちょっとまってな」
と、ワイヤレスイヤホンをはずす。
「いやーちょっと、どうしてますかーと
なんとなく共有したくって」
あー、そういうことね。わかるよみんなおなじかんじだと
おもうよ。ときどき、話したいよね、うんうんって
うなずきあえるひとと。
ともすれば不安になる状況にたいして、
ジブンがどの立ち位置でいるか、の訓練をここ最近の
さまざまな災害をとおして身に着けてきたおかげか
ごく自然に守られる側から、「守る側」のクセみたいなものが
備わっているような気がしてて。あくまでメンタル的にですが。
頼られるとうれしいのもあり
しばらくしゅんちゃんとうだうだうだうだ。
ただ、ジブンから出てくる言葉の多さに驚く。
不安をかき消すように聞きまくっているnewspicksの動画やら、
あっちゃんのYOU TUBE大学、西野さんのボイシー、
そして、いつものHIPHOPから講談、
センスオブワンダー、ソクラテスの弁明、投資の本・・・
ちょっと先で「こっちちゃうかなと思うよ」といってくれる
人や、2000年も昔から人間なんていっしょやで大事なものは、
といってくれる人のコトバに耳を傾けながら
自分自身のリテラシー(腑に落ちるとこ)を探ってきたから
「しゅんちゃんさー、今はさー、」
と、いろんな話をすることができた気がする。
受け売りばかりだけど。自分のなかに落とし込んだ受け売りは
シェアできるはずだから。
いろんな賢い人が必死で考えた「考え方」「やり方」を
わたしなりのことばでつたえる。しゅんちゃんのコトバに
ハリがでてきたのを感じる。
そのうち事務所について。犬の足をあらって・・・
「朝から、しゅんちゃんから電話やってん。
なんかちょっとセラピーの先生できたかもわからんww」
って、佳苗に報告すると
「2万やな」
と云われる。
「5万でもええんちゃう?」と、調子に乗ると
「いや、2万」
「なんでよ」
「電話だけじゃん」
あざした、って請求書かこう!!
と笑う。
そういう1日のはじまり。