PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
和美ちゃんとマスターと別れて
半蔵門のホテルにもどる。
半蔵門のホテルモントレが、ひそかに東京での常宿で
なんかちょうどよいのです。わたしに。
閑静なエリアというのもよく
誰とご飯食べるわけでもなく、歩いていると
インド料理の店があったので
ビールとカレーのセットみたいなやつ。
でも、遅かったのですぐラストオーダーに
なってしまった。
「あ、何時まで?」ときくと
「10時半」という。時計をみたら10時18分だった。
「え、もう10分しかない・・・」
と、運ばれてきたばかりの料理とビールに唖然としていたら
「ゆっくり、大丈夫」
とインド人のスタッフがにこっとしてくれる。
「ゆっくり、大丈夫」
いい言葉だ。みんな忙しすぎる。スピードが速すぎて
くらくらする。
ゆっくり、大丈夫、と自分に言い聞かせて。
松本隆さんの本に没入。