PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
朝、六本木に向かう。
ミッドタウンのデザインハブは、来年2月に
マチオモイ10周年の展覧会会場となるわけで。
その下見に先日、いく体力がなさすぎたから。
きょうはとても元気だった。
ミッドタウンには、過去に2回、展覧会でいっているから
いけばやはり、少し懐かしさがある。覚えている。
あの時に、誰とどうした、どこで何を食べた。
最近ずっと、東京シティアイがホームだったぶん
「お・・・ミッドタウンのおしゃれ感はやっぱランクが違うな」
とも思う。
グッドデザイン賞をゆっくりみて
デザインハブの広さや、となりのリエゾンセンターの図書室をながめる。
空間づくりのプランが迫っている。
でもここで、考えなければけないのは、
「見せたいものはなんだっけな?」をきちんと見ようね、ということ。
見せたいものの編集がまずあって、
伝えたいものをていねいにすくいとって、
その伝えたいものを、伝えるためのデザインであり空間であることを
忘れちゃいけないということ。
テクニックでやっちゃうと人の心は動かせない。
人の心を動かすには、人の、潜在意識に届けないといけない。
顕在意識にしか届かないテクニックのレベルでのコトバや絵や空間は
見た目だけのきれいさにとどまり、
人の心は動かせない。
と、松本隆さんの本に書いてあった。その通りだと思う。