PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
島暮らし1日目。
は、
おかあちゃんの手術日。
きのう、遅くまでクラファンのアップデートを
やってたので朝も眠いままだったけど
弘にいがむかえにきてくれるギリギリまで仕事をして
車に。
みつを置いていくのがお父ちゃん的にこわすぎたので
車に乗せてもらって連れていくことに。
少なくとも、家に置いていくよりは安心度が高い。
11時半、尾道市民病院到着。
4階の407号室。とはいえ、ナースステーションで受付を
済ませたら、待合のロビーみたいなところで
12時半~13時のあいだに手術室にいくから、そのときだけ
おかあさんに逢えるのだ、という。うへ・・・
厳しい。お母ちゃんに逢えないまま1時間ここにいるのか?
となって、みつと弘兄がきになって、途中
売店でお弁当と水をかって、車にダッシュで届ける。
車に付いたら携帯がなる。
「おかあさん、もう手術室にいきますよ」
え・・・・ダッシュで病院にもどる。
ダッシュでもどったのに・・・・勝手がわからない病院で
迷子にならんとことおもって遠回りして
「入られましたね」
「お手紙をもらったから大丈夫といって、入られましたよ」と伝言される
あえへんかったやん・・・・><
てなる。
いそいでいたので、みつに買った水をもってきてしまった。
ここから3時間ぐらい、
待っているしかない。いそいで帰ってきたので、せっかくかった
かつ丼を逆に車においてきてしまう・・・
「すみません。15分だけ売店にいっていですか?」
といって、車に戻る。みつに水を渡して、かつどんをもって戻る。
食べようとしたら、がーーーーーん お箸が車のなかじゃ・・・
がーーーーん。またエレベーターで売店に戻る。
その間、ずっとクラファンの支援者への返事とかしてて。
2時とかになる。お母ちゃんはまだ出てこない。
こんなに動いているのに、私は何もしていない・・・>< 母に会えてもない
3時。手術が終わる。先生の説明をききにいく。
吸入器をつけた母の目が少し開く。
「ようがんばったね、おかあちゃん」
ほんの5秒ぐらい。おかあちゃんの顔をみる。
これ以上やることがない。これがコロナ禍の病院事情だ。
弘兄のくるまにもどって
みつがいいこにしていたことを知る。
おしっこさせて、重井にもどる。
お父ちゃん。
「お母ちゃんはどこいったんな? 点滴か?」
というので、クイズを出す。
「お母ちゃんはどこいったでしょう?」
1:福岡のこうじの家
2:大阪のゆうじの家
3:尾道の市民病院
「3」「せいかーいい」
とかゆうて。クイズ形式にしてみたら楽しそうだった。