PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
早朝の散歩にすると
また出会う人が変わってくる。
朝早くから自転車にのってやってきたのは
時計屋のおばちゃんだった。
おばあちゃんのほうには、きゅーちゃん(鳥)がいた時代に
よく、まめもみつも可愛がってもらった。
「あれ・・・もう1匹は?」
「あーー 4月に亡くなったんです」
「そうやったんかあ・・・」としばらく話をきいてくれて
14歳かあ、それやったらまあまあゆうとこかなあ
うちは19やら20やらおったこともあったけどなあ
といいながら
「ドックフード以外は食べへんねやろ?」
というので
「いや、ささみぐらいはあげますけど」
というと
「これ、あげて」
と、ちくわをくれる。
みつにあげて、ということらしい。