今朝の空
昨日とちがうよ、うろこ雲
薄紅のコスモス一輪
胸かざす
いかがでしょう。あれもこれもよくばりすぎていけません。
(俳句。因島のおかあちゃんより)
頭をかかえる。
あなたとわたしはちがうのだから。
男と女はちがうのだから。
大きくなれない。
小さい、しょぼい、へっぽこたれだ。
まめです。
犬曜日は、パパもママもず~っといっしょだから大好き。
「どれぐらいの時間を外で過ごすとこのこたちは
満足するんだろうねえ」
と、パパ。
空が高くなって、
雲のカタチがかわって、
人は長袖という服をきはじめて、
ママのくしゃみがとまらない。
「ねえ、犬ってどれぐらいお腹のなかにいるの?」
と、ママ。
考えてみれば、1年前の
あたしは、もう、島根のおかあちゃんのおなかのなかに
命を授かっている。
みつはまた命のかけらもない。
おとうさんは
せんめんきにお湯をはって、
ゆっくり、ほわほわと足湯をしてくれます。
ママのシャワーと
大違い。
ほわほわ。
めずらしくコピーライターらしいことを書く。
(まめ、ママはコピーライターという仕事をしている人です。実は!)
ひさしぶりにいい広告をみた。
こういう広告にあこがれて、あたしはコピーライターになったんじゃなかったか?と
ひさしぶりにおもえた企業広告だった。
企業広告を出せる余裕のあるカイシャってのは本当にいますくないからね。
「宅配は、ネコである」
クロネコヤマトのイメージ広告だった。小さなクロネコヤマトのトラックから
黒い尻尾がにょろん、と出ているビジュアル。
クロネコカーは、日本のいろんな風景を走っている。あぜ道だったり、塀の上だったり、
ネコの集会所の近くの路地だったり。
「その美香ちゃんの反応はやっぱり、まめを飼いはじめてからならではのものではないの?」
とガクさん。
それはそのとおりだとは思う。黒い尻尾に、これまでは反応しなかったとは思う。
しかし、こころ和む、いい広告だった。
宅配は、ネコにしようと、このあたしが思えたからだ。
しかし、なぜいま、クロネコヤマトはガソリン代の沸騰する流通業界のピンチ的状況にあって、
こんなにもゆとりのあるブランド戦略という勝負に出たのか?
知っている人がいたらおしえてくれ!!この社会状況下において、ドライバーズダイレクトなどの
具体的な対策ではなくて、自社のブランディングを見直した結果、
この広告戦略にふみきったのなら・・・やるなあ、クロネコの社長さん、って思うのだ。
だって、コピーライターもカメラマンもアートディレクターも、媒体戦略考える人とかも、
みんながんばって、クロネコのきもち、を届けようとしたわけで、
きっとそこには莫大なお金もかかっているわけで、その裏にたいへんな覚悟があったわけです。
ある意味、本気でリスクを覚悟できてる人しか信用できないこのごろの
あたしがこんなにも、ぐ、っときたのですから。
企業とそして、広告業界にいる人がやっぱり、ことばや写真のチカラを信じた結果にも思える。
「それでもコピーを信じる良い子へ」
という、私の尊敬するコピーライター児島令子さんの
ことばを思い出す。
朝、窓をあけたら
隣の屋根にネコ。
足元に、まめとみつ。
道頓堀川沿いを歩けるようになったけど・・・
おっさんの寝場所が増えただけやん、と
思わずにいられないわん。
空堀を歩くのはひさしぶり。
小さな抜け道や、長屋、商店街。
まめとみつと
今日は、整体のなかよしおおなる先生とこに
寄り道。
さわやかな秋晴れ。
気持ちのいい朝です。
美香は、夕べから産気づき今日の午後生まれたんよ。
海がみえる二階の部屋だよ。
おとうちゃんが産湯沸かしてくれた。
ミサオおばあちゃんが、元気で美香を迎えてくれたんよ。
ひでこおばちゃんが美香ちゃん言う名前がかわいいね言うた。
いろんな思い出話があるな。
親戚の人からたくさんのお祝いもらったねえ。
初雛祝いも大勢よんでごちそうしましたねえ。
正治おっちゃんが三原でおりるときかばん忘れたのでとりにもどったら、
新幹線でてしまって広島まで行ってしまったとか。
今日は、おとうちゃんとアルバム開いてみようと思っています。
美香ちゃんおめでとう。
よくがんばっているね。みんなに愛される美香ちゃん
まめでいてよ、
おかあちゃんとおとうちゃんのいちばんのねがいです。
2008年9月23日 おかあちゃんより
な、な、なんばの真ん中に、
たけのこ、
のこった!
うちの1週間は、
月、火、水、木、金、土、犬。
あたしたちは
犬曜日が大好き。
はやくこいこい、犬曜日。
マチコとゆっくりと時間をかさねて、
好きなものや、苦手なこと、大事にしたいきもちやら、匂いを
へえ、そうなの
ああ、わかるう
って、ひょうたんみたいに近づいたり、膨らんだりしながら、
歩いている。
歩いている。
「たまにはさー、遠くにもいきたいよねー」
「でも車はさー、遠くにいけてたのしいんだけどさあ」
「いつも結局、近所をうろうろ、散歩だよねえ」
「柿の実とかなってるし」
「しらないひととたくさんはなせる」
「歩幅、みたいなもの。そう、
歩幅みたいなものが、ポラロイドを撮る行為と犬の散歩は似ているのかも」
いまのわたしたちの心地よい、
歩幅。
台風ですね。
かんけーないひとと、
かんけーあるひととの差はでかい。
まめの顔をじ~っとみていると、
やっぱり今日もじいちゃんに似ていると思った。
じいちゃんとしばらく釣りにいけてない。
きょうはまめの9ヶ月誕生日です。
なんてこたーないけど、
いつものリバープレイスにいって、ついでに、リバーカフェで
お祝いしよう~ってことになりました。
なんてこたーないけど、
まめがいて、
みつがいて、
ハッピーバースデー、と思えるのは
しあわせ、
しあわせ。
ありがとう。
子守唄を書いてみないかといわれて、
いまならできるかもしれんなあ、とちょっとだけ
その気になる。
あたしはまだ8ヶ月ちょっとの少女なんです。
甘えたい時だってあるよ。
甘えたいとき、いっぱいあるよ。
おねえちゃんにならなきゃいけない?
ねえ、パパ。
ごめんな、オレな、
去年、人生でいちばん忙しいんちゃうかなってぐらいきててんけど、
今年それにもまして忙しいなってもて・・・そんな状況ではあるんやけど、
でもな、どうか、どうか、オレにな、遠慮せんといてほしいねん。
オレが忘れてたり、遅かったりしたら、いつでも何でも言うてほしいねん。オレ、
手を抜くつもりはまったくないから。
誰かが愛情をもってしているなにかが、やっぱり人の心を動かすんやし。
オレの愛情は変わることないから。頼む。
男の器。
マメラテス 「まったく、おもちゃというものは、誰に所有権があるというのか」
ミツトン 「無論、おもちゃというものは、それぞれの犬にこそ、所有権があるというもの」
マメラテス 「ならば、それぞれの犬は、それぞれの犬のおもちゃでしか遊んではならぬということか」
ミツトン 「待て。そう興奮なさるな。そういう意味でいっているのではない。
他の犬のおもちゃで遊んでもいい場合もあろう。それには、お許し、というものがいるがね」
マメラテス 「はて、お許しとはいかなるものか」
ミツトン 「天なる父上のいうところの、良いか、否か、につきる!!」
まめとみつ。
きょうはまず、因島のおじいちゃんのお誕生日です。おめでとう、だね。
因島のおじいちゃんはまめはよくしってるね。大好きだね。
因島のおばあちゃんがきょうは、お赤飯を送ってきてくれたよ。お祝いだ。
ままは、そのおじいちゃんとおばあちゃんの子どもです。
それから、もうひとつ。
とても大切なおにいちゃんを紹介するよ。
さどさん、といいます。
クラシックコンサートの指揮者、をしています。ママがピンチ~って思っているときに
いつも、「大丈夫。こっちこっち。それでいいよ、もっと行け」って。
ことばでなくて行動で教えてくれるひとです。
きょうは、このさどさんのコンサートにいってきたの(おそくなってごめんね)。
カディッシュ、というバーンスタインのレクイエムのような曲を聴きました。
このごろ、感動するとすぐに「まめとみつにもきかせたいな、みせたいな」と思うのです。
すっごくかっこよかったのです。それで、ママはひとりでみていたのですが、
きょうも、さどさんは、「大丈夫。こっちこっち。それでいいよ、もっと行け」
と音楽ではなしてくれました。
帰ってきたら、まめとみつがいて。
たたみ一面にCDがバリバリになって破壊されておりましたけど、
大丈夫。こっちこっち。それでいいよ、もっと行け」
このごろ、ママがランチタイムにお散歩つれてってくれます。
やっと涼しくなったとはいえ・・・結構、暑いんですよ~。
きょうは、かなえねえちゃん、りかねえちゃん、みさこねえちゃんもいっしょに
そえもんちょーのZINGへいったよ。でも、
ランチタイムにあたしのランチはないの。帰ってから、って。
それどうよ?
朝はうれしい。
きょうもあなたがいてくれて、うれしい。
おはよう。
おはよう。
きょうは、みつの4ヶ月誕生日です。ぱちぱちぱち。
そして、はじめてのケーキです。ぱちぱちぱち。
もちろん、まめねえちゃんのぶんもパパが買ってきてくれました。ぱちぱちぱち。
みつ。まめよりもちょっぴり小ぶりな4ヶ月。
でもずいぶんと手足が長くなったね。まめねえちゃんにいてこまされても、毎日、へこたれずに、
元気であかるいみつがママは大好きです。
このおうちに、きてくれてありがと。
逃げずに向き合うこと。
そう思ってはいるけれど、できない、やらない、していない。
おとくいの逃げ道や、非常口にふたをしてしまったら、
行き場をなくしてしまいそうなかんじに
ときどきなる。うぷーーーーって、なる。くぷーーーーって、苦しくなる。
わたしは逃げたりするし、隠れたりするし、うそもつく。
そう簡単には変われるはずもなく。
なんばHATCHのある湊町リバープレイスはお気に入りのお散歩コース。
きょうはいつものマチコちゃんと、それから、
ダンスをやってるというお兄ちゃんがカメラをもってやってきました。
カメラのお兄ちゃん、超おもしろい!!
カメラのマイクのふわふわのところがもう最高におもしろい!!!
なに、それ。もっと遊んで遊んで!!
ってかんじで。
あたしの秘密プロジェクトがもうすぐ、完成しそーなんだって。
ね、ママ。
アイムソーリー。
彼はただの、おじいちゃんになりたかったのかな。
キャンディーズは普通のおんなのこになりたかったはずなのに、
らんちゃんもすーちゃんも女優さんだ。
好みきちゃんはどーした?ふつうのおんなのこになっただろうか。
金曜日はとくべつな日です。
パパがお留守で、ママがお留守番の日だから。
ママはああみえてさみしがりやさんなので、金曜日はいろいろお出かけをします。
きょうは朝からマチコちゃんがきました。あの、カシャカシャのカメラをもった
マチコちゃんです。それから、カメラをいっぱいもったおにいちゃんがきました。
ママとマチコちゃんとおにいちゃんたちがZINGでいろいろおしゃべりをしてて、
あたしはちょっと退屈だったけど、ZINGのお姉ちゃんが氷水くれて、ラッキー。
夜になったら、またまたリバープレイスに行きました。
きょうもライブをやっていて、ライブがおわったおねえちゃんたちがいっぱいきました。
そしたら、とてもやさしい3人組のおねえちゃんに会いました。
いっぱいいっぱい遊んでくれた。あたし、すっごい楽しかったの。
神戸からきたんだって。お仕事はトリマーさんなんだって。だからやさしいのね。
おねえちゃんあたしもシャンプーしてして~。だって、ママのシャンプーこわいんだもん。
また会いたいな。ね、おねえちゃん。
帰り道はまた道頓堀をとおったので、みつが人気!!ちょっと悔しいの、あたし。
わたしの手はとても冷たくて、
あなたの手はとてもあたたかい。
あなたの手。
おおきな手。
道頓堀を歩いていると、
このごろは知っている人が増えてきたの。
「まめちゃん」
「は~い。おばちゃん、こんばんわ」
「まめちゃん」
「は~い。おにいちゃん、こんばんわ」
ママがびっくりしていた。
ママのしらない、あたしもいるのヨ。
雨にぬれるという感触は
ええい、どうにでもなれというような感触に似ていて
テンションが高まるのだけど、
お店でどうぞ、このTシャツでよければお召しかえくださいなどといわれて
着替えると、風呂上りのような、夏のプールの後のような
やわらかいぬくもりにつつまれる感じも
また、よい。
体当たりだとおもうのよ、なんでも。
女ならね。