ここからの風景。
ここからみえるわたしの日々。
反対側からは、またちがったあなたの風景。
そこからみえるあなたの日々。
ていねいに暮らすことをいちから。
ていねいに生きることをゼロから。
腑に落ちるまで、
このごろ時間がかかる。
鵜呑みにしなくなっただけでも成長なのかもしれない。とはいえ、
自分の頭で考えるだけの引き出しもじゅうぶんでないことはわかっていて、
これまたこんなわたしを腑に落ちさせてくれる方を
ソクラテスのように探す日々。
「生物多様性」ということばを
呪文のようにおぼいておいてください、といわれている。
今年は、その「生物多様性」年というのだそう。
かんたんにいうと、世界にひとつだけの花、のきもちを
人に限らず万物にたいして思いあおう、という感じの啓蒙、アクション。
きみはぼくとは違うのだから。
ぼくはきみとは違うのだから。
そこがすっげえ、すてきじゃん!その、すてきなとこが響き逢えば、
もっとすてきな世の中ができるんじゃないのん?ってな
ことらしい。
共通なところを探して安心しがちなわたしたちが、
違いをみとめるってのは
とても不安だ。
ただ、
減点方式では
なにも生まれないことは、
わかる。
頼む。もうちょい、待ってくれ。
まだ俺は、
ごちゃごちゃなんだ。
向井姉妹のことを、
わたしの作品のなかのコトバたちはとても好きらしい。
おねえちゃんのひとみちゃんがくると、
太陽ようなコトバたちが、嬉しそうにささやき始めるし、
妹のかおりちゃんがくると、
雨のようなコトバたちが、ぴちゃりぴちゃり、ビートを奏でる。
決して聞こえてはこないけど、
コトバたちはとても饒舌に向井姉妹と語り合っているようで、
それはもう私の介入する余地などない。
姉のひとみちゃん。
「手のひらは、太陽です。」
妹のかおりちゃん。
「雨、ふるる」
偶然なのか、必然なのか、
姉妹それぞれが、
太陽と雨を持ってくれている。
夢はなに?
と、きいてみたら。
「また、逢いたくなる人になること」
やわらかな太陽と、
めぐみの雨のような二人。
明日の天気がどっちでも、
また、逢いたくなる。
窓を開けて、
いらないものを捨てました。
何年間もそこにあったものを、動かして、
ほこりをはらって風を当てて・・・
20年ものタイムカプセルのなかに
美しいおんなのひとの絵がありました。
若くて、細くて、艶のある、
狼みたいな画家がおりました。
窓を開けて、
いらないものを捨てました。
それでもここに残るものを、
この手で、
この目で、
確かめている。
少なくとも
ボクは味方ですよ。
まめがいった。
みつもいった。
それだけで、すでにひとりじゃない。
遠くからまっすぐに走ってきて、
いつもよりまして、
唇をずっとなめてくれた。
感情のシンクロ。
そばにいるって、そういうこと。
ハレと、
ケ。
ことしの年賀状に書いたコトバ。
ハレの日=特別な日にたいして、
ケの日=ふだんの日々。
ってことを意外と知らない人が多かったなあ。
展覧会がおわって、
はやく家に戻れるようになった。
あらためて
ケの日の愛しさ。
この愛しさに勝るものは、
ないっすよ。
布引の滝で、であった
ダルメシアンくん。
靴下をはいて
山のぼりの巻。
台湾の
MONJAちゃんが遊びに来た。
やった!!
ねえ、
台湾のひとたちも
犬が好きな人おおいの?
頭打ちやなんて、
おもてたらバチがあたりますで。
まだまだ、
まだまだ、
世界はあなたを知りたがってる。
あなたは世界を愛したがっている。
大丈夫。
次の風が
次のあなたを
許すから。
そんな1日。
わたなべくん。ありがとう。
ほんできょうであった、よしだくん。ありがとう。
ヒロコの台湾人のおともだち、
もんじゃに逢う。
まめの本に釘付け、まめとみつに
逢いたいという。
さきちゃん。
たく&ちゃっきーの愛娘。
ますます、たくにそっくり。ますますかわゆい。
くり&まこちゃん夫婦。
東京がえりにかけつけてくださる。
まるで「徹子の部屋」のように!?いろんな方と
お話をさせていただいている日々。
あと1日です。
いない、
いない、
日々です。
変わり目。
あっちに吹いていたはずの風がふと、とぎれたり、
逆方向に吹き始めたりしている。
連続して3日間。
たぶん、天が授けてくださった導き主がいろんな姿で
わたしの前にあらわれては、
コトバを残していく。
混乱しないように、ひとつずつ、ひとつずつ、整理しながら、
それでも自分のこころのなかに吹いていく、
風の変わり目の、その境目んところを、目を見開いたままみたろやないかと
思ってたりする。
台風の目のなかはとてもしずかで、
そこからだけは青空がみえるのだ、と
昨日の導き主はいった。
マリコの誕生日。ギャラリーでしずかに彼女に手紙をかこうと
思っていたのにぐるぐると
そんなことばかり考えて12時をまわってしまったのだけど、
おめでとう。
を、ここに残す。
やっと、
雨です。
中庭に雨が降るのを
どれだけ待ったことか!
トタンの屋根を
踊るように軽やかに
ふる。
雨のなかで
チャイとかワイン
飲みながら、
語り
合う。
ガールズトークというのは、
世代を問わず、楽しい。
その空気を共有できる人がぐうぜんにも居合わす、
その感じも楽しい。
近いようで遠かった人。
遠いようでものすごく近いと思える人。
人と人の距離感。
きめつけていた距離感とかバランス。
そういうことを
リセットして、もういちど向き合えているような
気がしている。
ときどき
定点観測をする。定点にいると
ありんこのように動き回るひとをみて
くらくらする。
くらくらして
ふらふらになることがある。
自分のなかに、もう、そうではない、もう、そこではない、という
頑固なぶぶんがあるくせに
ど~んといられなかったりもする中途半端サだ。
だから、
雨が好きなのかもしれないなあ。
いいわけがきらいな私に
天が絶好のいいわけをくれる感じ!?
雨だとお散歩にいけなくて
部屋でうずくまってるまめとみつをみていると
傘を差してでも
外に出る。やつらは、
雨でも元気だ。
きょうは
雲州堂が休みなので、
展覧会もお休み。
明日も、雨は降りそうにないけど、
雨つながりで
出逢える不思議な糸に
気付けますように。
絵をみて、
こんなにもしあわせそうな顔をする
おんなのこがいる。
コトバをみて
こんなにもあったかそうに肩をよせる
ふたりがいる。
それだけでじゅうぶん。
トップに来てくれたのは、
188のホームページをみてて、「いちばんに行くぞ」と
心に決めてきてくれたというTさん。
絶対にファッション系の人だと思っていたのですが、
ちがうんだって。めちゃおしゃれクン。
ひさひぶりに、
ばんちゃん。いつまでたっても、かわいい少女みたいな子。
でも、大人です。
ランチはミートローフでした。
毎日、ランチが楽しみなのです。
食後の、濃い目のチャイがサイコウなのです。
会場から、徒歩3分の高層マンションにお住まいの
大田夫妻。ゆっくりいてくれたので
いろんな話ができました。展覧会の醍醐味は
ふだんなかなか
「そのうち、ごはんいこう!」とかいうだけいってぜんぜんいけてない友達とかと
ゆっくり話できるところ。
もう、10年ぐらい互いに知ってるのに、
はじめて「ちゃんとはなした」というデザイン業界の大先輩なども
きてくださって嬉しかった。
話していくなかで、
思い直したり、考えさせられるところが多々あり、
結局ビールをのんで、
最後にきてくれた女友達と
長話。こういう時間が必要だったのかもしれない。
明日からスタートする展覧会、
「雲州堂」は南森町駅から、のんびり下町風情をたのしみながら
歩くのがおすすめ。中村屋でコロッケ食べて、
ほんで、天満宮にお参りして、
ほんで、南森商店街をず~~~っと歩いて、アーケードが終わるところまでいって、
そっから「ほんで、 どこやねん?」と探す!! 笑
ちょっとわかりにくいかもしれないので、地図必須でお願いします。
搬入っちゅーもんは、なんか緊張するのです。
つくった作品がお店の空気の中にちゃんと馴染んでいくまで時間がかかる。
とりあえず、
ランチ。今日は「大根のキーマカレー」
黒米がまたうまい!!
助っ人まんちゃん。
このひとがおらんとやっぱり、
無理。おんなのこで、B型・・・では、やっぱ無理。
まちこのてるてる坊主も
窓に飾らせてもらいました。
みなさん、きてね。
レギュラーでお仕事をさせてもらっている
「神戸コレクション」の次シーズンのキャッチコピーが
「おんなのこ革命」に決まった。
「おんなのこ革命」とはわたしが昨秋の個展で創った詩のいちぶだったのですが、
みんなが気に入ってくださって
これに決まった。ほんで、プロパーなお仕事は
100%「おんなのこ革命」なのですが・・・
気が付いてみるときょうの188はまるで「産業革命」だ。
明日が展覧会の搬入とあって、
追い込みで額づくりなどの仕上げ作業に全員体制でかかっている。
このわたしが、今日はサンダーとドリルを交互に持ち替えて、
穴をあけたり、トタンの板の面取りをしたりしている。
だんだん慣れてきておもしろくなってきているから不思議。
で、気が付いたのだ。
188ではとっくに「おんなのこ革命」が行われていたってことなのだ。
つまり、これまでの188は、力強い「ダンシ」がいつも側にいてくれたのだ。
つまり、これまでのあたしは、この力強い「ダンシ」に、「お願い!」といって、
クギを打ってもらったり、木材を切ってもらったりしていたのだ。
この「ダンシ」なき今、「おんなのこ」とはいえ、力持ちでなければならないし、
ドリルやサンダーもお手の物でなくてはならない。
そっか、そうだったのか。
だから私はこんなにもきょう、鉄くずにまみれていたのか・・・
これまでの「ダンシ」に感謝しながら、
建設会社の棟梁のごとく、おやっさん気分で最終仕上げを
しております・・・。
明日、搬入!
村上美香のグラフィティ展まであと少し。
大詰めです。
まめとみつも
手をとりあって
応援中。
※左上に展覧会『雨のふる、虹』の、
お知らせバナーができました!
雨の好きなところ。
匂い、
色、
音、
あのひとは
わたしと違う雨をみている。
あのこは
わたしと違う雨をみている。
オオサカにきてはじめて
えべっさんという行事を知ってから、毎年、
欠かさずいっている。
商売繁盛、ささもってこい!!
同じころ、
因島では、地神さんといって、
畑の神様をお祭りする行事がおこなわれる。
朝、早起きして
その日ばかりは一家の主が、大豆入りの飯を炊く。
めざしとなます、お神酒を、
朝日の昇る方向に備えて、
子どもたちは眠い目をこすり、こすり、父の後ろで手をあわせる。
神様が大忙しの
正月明け。
おそくなりましたが、
高津さんに初詣です。こんなにも、毎日来る場所になるなんて
数年前は考えられなかったけどね。
まめとみつと周りの愛しいひとたちが
健やかにいてくれることをひたすら、願う。
と、
今日のじぶんにいう。
せやなあ~
いつのまにか偉そうなことゆうたり、
わかった気になったりしてるよなあ、
鼻っ柱をへし折ることはあっても
へし折られることは少ないよなあ、
あかんあかん、ケンキョに
ケンキョに
って、カタカナで書くところがまったくもって
解せないでいる証拠・・・
とほほ、頑固です。
パパの誕生日やから、
ケーキ買いにいくねん。ここ、パリみたいやろ、
けど千日前や。
きょうはパパのために、姉妹でマジックを披露してあげるねん。
年末年始、みさこ姉と練習したさかいにな。
うまくできるか、ドキドキや。
いよいよ誕生日パーティや。
まずは、リカ姉といっしょにみつのお手並み拝見。
みつの出番。
「おまちかね。マジックショーです。
えっと、このケーキが一瞬にして消えます!!」
まめの出番。
「続いきましては、マジックショーです。
えっと、このカニが一瞬にして消えます!!」
パパ、45歳の春なのだ。
しあわせな春なのだ。
1月16日から24日まで、作曲家渡辺崇さんプロデュースにより
南森町の雲州堂にてコラボ展覧会をします。
タイトルは『雨のふる、虹』。
大好きな雨のコトバばっかりを集めた
しっとりとした作品展になりそうです。
みつも応援中。
このひとが、
渡辺クン。まじでベルリンの国際映画祭に
ノミネートされてたりする在大阪の鬼才!わたしとは、
雨好きで、
キャピタル好き、という
2つの共通点がある。
1月5日。
ムゲンのスタートなのです。
あたらしいアトリエをみつけました。
あたらしいアトリエから、
生まれるものがたくさん、たくさんあると思えるから
それって
ありじゃないかな。
西方に、しあわせの黄色。
桟橋まで送ってくれた父が、
「ほい」
と、くれた金柑の実。
隣の犬ももが、
遠くから、ぱおおん。スーツケースをかかえた
私に向かって像みたいに吠える。
足が痛いけ、送らんどといっていたぢいが、
よたよたと階段をおりて
くる。
おかあちゃんは、
洗濯物をよしたりして忙しいフリを続ける。
おとうちゃんが、
「帰ってきてくれて、ありがとの」
と、照れずにいう。
私をふたたび送りだす、
世界でいちばんいとおしい場所で。
なりたいものはなんですか?
なりたかったものは、
なんですか?
ゆり、りん、そう。
1月1日。
ムゲンノチカラを信じる元年。
びびってちゃダメ、
おもったことやらなきゃ、
好きに生きなきゃ、
乗り越えなきゃ、
ママがびびってるなら、
あたしたちからだをはって教えてあげる、と
まめとみつ。
やりました。
ついにやりました。あれ、です。
パパが小さいころに毎日遊びほうけた山の中で
念願だったあれ、に、チャレンジなのです。
この写真を良く観てください。
上の二枚と、
なにか、が、違っていませんか?
まめとみつが
できたから、よし、あたしも・・・と。
ぐったりつかれて眠る寝顔を
眺めながら。
枚岡神社に
初詣です。
この神社にくるようになって
何年経つのかな。
おみくじ。
パパは大吉。ママは吉でした。
今年も、ひたすら
健康で。
おせち料理を
しなくてもいいといえば
しなくてもいいけど
したほうがいいと私は思うので、
する。
なにかを伝えたいというまえに、
受け継ぐこともできていない自分を知るために。
あけましておめでとう。