PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
もやもやをとこうとしたら
じぶんでぐるぐるからまってしまった
ぼくらはかんたんなことばでてきている
はずなのにね。
通り過ぎてくただの風景か、
忘れられないほど痛い思い出か。
日本橋の公園で
黒柴のオトコノコとくんくんしながら
いっぱい遊んだんだって。
まめちゃん。
楽しかったんじゃね。
それきくだけで、
今日もうれしい。
道頓堀んとこにある
生ばうむに
釘付けまめちゃん。
おおきく
おなじ
方向にあるく。
探しても
探しても
見つからないってか、どこを探してるのかも
なにを探してるのかもわかんないときだってある。
でもなんとなく
ここじゃないとか、
いまじゃないとか、
ぐるぐるおなじところを回って
もどる。
だけど、
ひとりで見つからない答えでも
ふたりなら、みんななら、その回り道も
楽しめる。
激寒などおかまいなしに
元気さくれつのまめちゃんみつちゃん。
もつまるおねえちゃんとこに一直線。
食らいつかんかい。
ちょっとちがうな、と自分が感じてしまっているってことは
すでに、
だいぶちがうな、って意味。
自宅シゴト用の小さい机を出すと、
ここのまわりをぐるぐる全速力でまわりはじめる
犬二匹。
頭を一度も打たない俊敏さ。
このごろすごぶる元気でかわいい。
夕方からとたんおなかが痛くて
ええええきょうわ、飲み会なのにおなかが痛いなんて
子どもみたいやんかあ!!!と自問自答しながら、
「食べたらころっと治ってたわ!」
を自分に期待していたのですが、そうは問屋が卸しませんでした。
いてててて。
ちょっとあっためたら、ましになってきた。
あなたの好きなものよりも
わたしの好きなものを
受けとってほしくて、きょうわ
あのころたくさんつくったベイクドチーズケーキに
因島のレモンをたくさんアレンジ。
久しぶりにつくるから
カンが戻ってなかったり、ああ、そうそうこんなかんじとおもったり、
あのころ朝までかかって何台も焼いたっけと思ったり、
いつもホールで食べたがってたよな、と思ったり。
たくさんの時間がたって、たくさんのことが変化していったけど
黒板に描ききれないほどのメニューがならんだ
こたつでのバースディはもう10年以上も前になるかな?
まあでもいまもおんなじ、
万里子の場所にまめみつが寝てるだけ。
きょうはわたしの好きな時間を贈ります。
ハッピーバースデー
でぃあ
まりちゃん。
ある日、「空飛ぶカメラ」
なるものが
家に届いて
なんじゃそら、っておもうでしょ?
ふつう。
ほんで、
「今日な、散歩なんじいく?
ちょっと実験したいねん」
ほんで、公園までいって
ぶーーーーーーーーーーん。ヘリコプターのようなかんじで
カメラ付きのラジコンみたいなんが空にぶーーーーーーん。
まめがぎゃん。
みつがぎゃふん。追いかける、追いかける、未確認飛行物体を
追いかける。マチオモイ帖の映像をこれでやってみるねんて。
ぶーーーーーーーーーーーん。
ここに何が映し出されるのかね?
お父さんと
カメラ
日和です。
光のある
コ。
よく見て。
目と目でちゃんと
話して。
うちには3頭のかわいい
ペットが
いてます。
1月17日ですね。
18年という時間が過ぎたんですね。
人間でいうなら、立派なおとなになるだけの時間が過ぎたけど、
大人になると
そんなに遠い昔ではないよね。
震災の年から、1万人の第九を担当したので
かれこれ18年。
生みの苦しみが楽しみに変わる恍惚なる一瞬を待っているのだけど、
カンタンではないです。
きょうは東京からのお客さまをお連れしての
ゆう亭。
ふきのとうの天ぷらに
春の苦み。
マチオモイの春に苦みをきかせられたりしたら
渋いな。
ともだちが
「これだけをきょうどうしてもつたえたかったから」
と、逢いに来てくれた。
メールでも電話でもなく、それだけを今日のわたしにどうしても、と
いってくれて、それは、今日のわたしがだれかに、できれば、
言ってほしいことばだった。
お土産にハンドクリーム。
手がカサカサになると心がカサカサになるからって。
ほんで3時からは木村充揮さんのライブがあるんで
そのまま冷酒と白ワインとまめとみつをおともに見ることにする。
これがまた懐かしい空気感やねんわ。
あちこちに、「そーーーーーーーいえば、あの人、ライブにいつもおったよな」
って顔が見えるし、ステージの世話をしている
マネージャーさんとかPAの人たちにも見覚えがある。
そしてまわりから聞こえてくるファンの「野次」の絶妙な間合いと
木村さんの狂ったような返し。
♪これがおいらの ふるさと 天王寺 ♪
と歌い上げた木村さん、すかざす、
「生野やろ」 「生野やないかぃ」
とつっこむおっさんたち。
雨があがった。
高津さんのとんど焼き、
いくで。
まずは、
お正月のあいだお世話になった
しめ縄にありがとねをして
パパの直感にゆだねて
いい匂いのする屋台を
めぐるのじゃ。
十八番っていう山形の冷酒をちょこっと
呼ばれて
ほんでどれにしよかなぁ。
迷ってたら、看板犬になってんかーと、声かけられてる。
高津さんのとんどでは大阪ミナミ周辺で商売している飲食店の人らが
ぎょーさんあつまって自慢の腕をふるってくれる。
普通の屋台とちゃうねん。今日は、スペシャル屋台やねん。
なんせ、何を食べてもおいしいねん。
これは
どて焼き。おしゃれどて焼きや。
パパがねえ、なんか、屋台萌えすんねん。
えべっさんから、とんどにかけて。嬉しそうにあちこちいって
自分で好きなもんかってきてくれるねん。
フランス料理のお店で
フォアグラのスープとステーキとか
こうてきよんねん。うまいわな、そら。
雨あがってよかったわ。
ほんで、みんな、よかったわーっていう
感じの高津さんやったわー。
1日降るっておもってたのに
雨あがり。
原っぱは
フレッシュなサラダ。
まりねえちゃんのマフラーかおもったけど
乳臭いその匂いでわかる。
だれ?
正直、あんただれ?
まりたんのおなかの一等席にいてるけど。そこ、
結構ギョーカイでは特等席やで。
せや。
あたしからも言わしてもらうけど。
あたしかて188はいって命賭けてつかんだ、特等席やねん、ここ。
ま、ええわ。私の席をとられたわけやなし、
同じ黒いイヌってこともあるし、ちょっと教えといたるわ。
黒いイヌは写真が勝負や。
黒いイヌはな、目が映りにくいから、写真がまっくらけになるねん。
やってみ。
ヘタクソ!ママがシャッター切る瞬間に、
白目チラッツ!!や。
もっぺん!!
ヘタクソ!! 動かすんは目だけや。
からだ動いたら、ブレるやないか。もっぺん!!!
・・・できるやん。
やったらできるやん。
飲み込みはやいやん。よう覚えときや。黒いイヌ、ってだけで
写真集にしてもらえへんとかあるねんから。この先。
まあ、みつ、
そんなに最初から噛み付いたらかわいそやんか。
ほどほどにしといたり。
あたしは、「まめ」。みんなからは、「まめちゃん」とか「まめ柴ですか?いえちがいます。普通の柴の小さめサイズです」とか、呼ばれてる。
好きな言葉は「主役」。
あたしは、「みつ」。みんなからは、
「おみつさん」「みつねえさん」と呼ばれているかな。
好きな言葉は「辛抱」。
そしてこの人があたしたちのママ。ペテン師。
好きな言葉は「ヒエラルキー」。
まあ、こんな感じでやってるわけやけど
どうや? やってけそうか?
結構みんななれるといいイヌやから、上下関係だけはきぃつけて、それ以外は
ラクにしたらええわ。
困ったことがあったら、
何でもいいや。名前はなんや?
プル? ややこしなあ。ほな、ルルでええか?
今日から、
「まめこねえさん」と呼んだらええ。
そないしたらええ。
美容室ではいつもいろんなことを話す
「リクルートってやっぱりすごいよねえ。
転職情報誌とかさ、住宅情報とかさ、お店情報とかさ、
そーゆーのひっくるめて
まだ、ここにない出会い、って
なるほどな~~~ って思ったよ」
まだ、ここにない出会い。
かぁ。すごいコピーだな。知ってたはずなのに。響いたな。
餅を切るときにミスして切ってしまった親指の傷が
じくん、とする。
経営者はどないしても
いくよね~
うちの
社長の
経営方針は
神頼み
です。
えべっさんの日に餅を切りつつ、
動揺して指を切ってしまった私にバンドエイドを巻いて
いつもとかわらずいてくれることに
感謝。
りかたんを待ってます。
夜のミナミもえべっさんで盛り上がります。
この空気感だけは
ほかの地域には出せない。ミナミの自慢。
188がちゃんと街を楽しんでみようとはじめた
プロジェクトのひとつが「十日戎」=えべっさん。縁あって、
戎橋筋商店街のえびたんに去年から入らせてもらうことになった
りかまま。
わけもわからず連れて行かされ
病み上がりで
なぜか、衣裳を着せられてしまった
たろうくん。
このかわいい娘さんたちが
ミズえびすばし。
商店街をいっしょに盛り上げてくれています。
戎橋のたもとまで
いって
はい、ポーズ。
今日は、
襲名披露の猿之助さんも
ほえかご行列に参加されました。
えべっさんの日の道頓堀は
なんだか芸の街のDNAがしっかり受け継がれていて、
落語、歌舞伎、文楽、相撲・・・
各回のトップが胸をはって、そろって大阪締めをする。
この方は
551の
「あるときおじさん」
みんな、お祝いにお店の前にでています。
今日はかなえちゃんがプロジェクトリーダー、
えびたんのことをしっかり守って、
全てを仕切ります。
途中で出会った、
嘉門達夫さんにも「いっしょにデジカメとっていい?」と
誘われちゃう。
頼もしい!
今日は甘えさえてもらてじっとする日です。
だんだん元気になってくると、寝ているのもしんどくなってくるから
不思議、まあ、それがいいところなのでしょうけど。
ちゃんと食べて、
ちゃんと薬のんで
あたまからっぽにしてテレビぼけ~っとみて。
まめちゃんと
みつちゃん
交互に撫でてる。
弱ってるときにそばにいてくれるほど
心強いものはない。
個人的には牛肉の脂にあたったと思っている。
クリスマスのときにたべた
A5クラスのステーキ肉の脂身をおでんのコク出しにつかったのである。
あの肉を食べた夜と似た症状だもの。
でも、病院にいったら、いわゆる普通にウイルス性の風邪とかにみえるやん?
「あの・・・お肉をたべたんです。ちょっとええ肉を。クリスマスに
そのときのお肉の脂身を、おでんにつかったのですが
その日とおなじ症状がでてるんで、きっとお肉の・・・」
と・・・忙しいお医者様に言ってみたのですが
普通に胃腸薬と抗生物質をいただきました。
あたしの言い分。
ずーっとパパの誕生日会終わるまでいいこにして待っててん。
で、やっと「まめとみつ、ごはんよ。ハウス」
てママがいうてん。
あたし、すっごい嬉しくてハウスに入ろうとしたら
ハウスにみつがいるねん。入られへんやん? でも、ママもパパも
「まめ、ハウス」いうねん。
せやから、入られへんねん、ってこまっててん。
みつ、出ていけや、って思ったけど、どきよらへんしやな。
こまっててん。ほなら、パパが意地悪して
「そこに、ごはん置いたら?」ゆうてハウスの前にごはんおいてん。
ええええ!!これ、どっちのごはんになるわけ~~~??って思うやん?
お皿はみつのやねん。でも、ここあたしの席やねん。
ほなら、みつがあたしのごはん、くいよんねん。ありえへん!!!!とおもって
なにしとん!!!!ゆうてハウスの中で大バトルや。
二匹入る大きさのハウスちゃうから、ママ真っ青になっとったけど、
こちとら必死やで。
ほんで、負けた。
やっぱ、負けた。
こういうときのみつ、むっさ強いねん。
手加減しらんねんこいつ。血でとるやん。
凹むわぁ。
年が明けてすぐ
七草粥で胃を休めたいころに
パパの誕生日がやってくる。
かなえさんが美味しい福井の限定大吟醸のお酒をプレゼントしてくれる
というので、きょうは酒の肴メニュー。
りかさんからはおつまみセットをいただく。
鯛めしと、野菜だけのおでんをつくって
大寅のれんこん&ごぼうチップスをあてに
乾杯。
188スタイルは、酒をちびちびやる、というのではなくて
がっつり飯をくらう系なのだけど
きょうは、そのどっちも。
まり&ばたちゃんが駆けつけてくれたので
ケーキ、ふぅ。
あれ?まめさんが「あたし?」って顔したけど、
無視して、ふぅ。
パパのお誕生日、48歳になりましたー。
小さい時からの
ともだち
しげいっこの
りこちゃんと
あいりちゃん
近くに行ったらいたので
おーい!!「なんしょったん」ときくと
「みかんたべよった」
ん~ しげいっこ100点
ぢぃ、
おめでとう。
おめでとう。
がんばったね、2013年だよ。
おとうちゃんらのスイカの大先輩夫婦。
いつあっても、
みかちゃん、みかちゃん、ゆうてくれる。
小学生の私の姿を覚えてくれている
人たち。
実家力って
すげぇ。
昼まで悩んでいた
新幹線に
思い切って飛び乗る。
飛び乗った時に受け入れてくれる
家族とトモダチに
感謝しながら。
いつものグローブにも
お正月バージョンになって
おぜんざい、あります。
今年も、
守ってね、高津さん。
今年も、
守ってね、パパとママ。
じゃろ?
枚岡神社から千日前にもどって
パパの守護神社である
高津さんへ。
そう、
いつもの高津さん。
なにも変わることはないけど、
新年の高津さんで、「今年もよろしく」をちゃんと
祈る。
からだまめで
こころみつ。
枚岡展望台まで
いくと
大阪がじゃーんと
見れるんです。
自慢。
お正月の
山には
さくさくの葉っぱが
いっぱい。
さくさく
さくさく
さくさくの先には
だいたいうんちがひそんでる。
それがどうした?
北口家の初詣は
東大阪の枚岡神社です。
なんと
おみくじは、「大吉」
いちかばちか、
やってみたらええんちゃう?
と
ゆうてくれて
はります。
勇気!
今年はあまり煮物をつくらなかったから
せつこママとのコラボおせち。
だいこんの浅漬けに、ゆずをまぜたら
あっさりうまくて
もたれた胃に素晴らしい効果。
まったり、
だらりん、
五目なますも
がんばりましたね。
まったり、だらりん。
お仕事しゅうりょう。