PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
センターとるのはどちらでしょう?
ノーサイドにしましょーって。
のださん。
ノーサイドなんかにしないよ。
夕方から俊作クンの絵をみに天満橋へいく。
朝から晩までもくもくと秀作クンは絵を描いている。
挨拶も、ご愛嬌も、見せ場もとくにもうけることなくいつものように
淡々と絵を描いている。その背中が、大人になりたての
青い背中で、アーティストのもっともいい時間を見せていただいているような
厳かな気持ちにさえなる。海を描いた深いブルーに
マジックインキでいくつかの泡ぶくを足していったり、
空にかいた魚飛行機みたいなものを天から糸でつってみたり、
彼の映像の森にどんどん踏み込んでいくようなカンカク。
いったい「完成」の瞬間をかれはどう迎えるのだろう。2日間による
ライブペインティングの終末をみたくてしばらく
絵の前に体育すわりしていると、おもむろに黒いマジックインキに持ち替えて、
右上にサインを書いて、
そして、わずかにお辞儀をして裏にもどっていった。
完成。そのサインへの決断を
膨大なる鍛錬の元にかれはかれに下すのだ。
ごっつさみしいことがあった直後に
さっぱりぜんぶ洗い流してくれるような
ザザぶり。
この音をきいていると
ホンマ落ち着く。
『コクリコ坂から』のなかで
少女がまいにち海に向かって旗を掲揚するシーンをみて
じぶんはどれぐらい繰り返しの毎日にいるだろうなと思ってみた。
最近は6時半ぐらいにおきて
8時までパソコンにむかってぼけ~っと作品づくり。
ホットケーキをつくって朝食。
8時から朝ドラをみて
8時15分からシャワーをあびて、身支度。
9時には朝のまめみつ散歩にいって、
朝ごはんをたべさせて、
10時からしごと。
12時半ぐらいのランチタイムを前にカレーを温めなおして
サラダを加えて、みんなでごはん。
昼からまたおしごとをして、
7時ぐらいから夜の散歩。ごはんを仕掛けておいて、
晩御飯のメニューも考えておく。
戻って9時ぐらいに晩御飯。
ちなみに今日はそれをさぼって、9時からマルイで
『コクリコ坂~』をみて
今。
因島のおかあちゃんの場合これに、
じいの世話、老人会の世話、お花教室、銭太鼓教室。
そら、足を休めるひまもないわな。
日々。それぞれの日々。
今回はさすがにほんとにまじで
どうしようもないだろうなあというときでも、
ジカンってものは
予想を超えて
きもちを風化させてくれることが
ある。
あきらめかけていたけど
心のそこにある汚れた心をひとつひとつ洗い出して、
もう一度思ってみよう。
きょうは相生橋の上で
ミナミのみんなの未来を祈る
護摩木焚きが行われた。
こういうとき、なにを願うかというと
本気で「商売繁盛」とか書いてしまうところなどは
もうすっかり大阪の女なのかもねえ。
社員みんなのなまえと、
まめとみつ、そしてぜんくんの名前をかいて
祈祷しました。
話によると、大阪にも昔はこういう護摩木焚きがよく
行われていたようなのです。神仏混合といって、もう、ごっちゃなかんじ。
和太鼓のリズムにのせた読経はめちゃかっこよくて
ギャーてぎゃーてはらそーぎゃーて、
と、こっちまで声を出してしまう。
そして、やられた~~さすがミナミやわあ~とおもったのが
これ。わかりますか、山になったなにやらおまんじゅうのようなもの・・・
そう・・・ぶたまん、なのです。
551さんなのか蓬莱本館さんのなのかはわかりませんが、
ここで、ぶたまん・・・です。さすがです。
そして、
まめみつの親ばかちょうちん最終日。
記念写真をとりにいきました。
今年は夏をよく楽しんだ。
メールがあたりまえになりすぎて
電話が苦手だ。
みんな携帯電話だし、
打ち合わせ中でもふつうに出てるし、
メールのルールも会社や業種によって違うんだろうし、
自分の思うルールでは
図れないんだろうし、
メールは大好きだけど、声を聞くのをどこかで
恐がっているようなところもあるし、
ちゃんと会って、
ちゃんと目をみて、きちんと言うべきことを伝える。
そういうことがどんどんダメになっちゃ
ダメだよ、って思うなあ。
柴ともだちのとこの
17歳のプーちゃんが天国にいったって
さっきメールがきた。
いつもは仕事仲間。だけど、
きょうは柴ともだちとしてメールをくれた。
プーちゃんはおかあさんと、その友達の腕のなかで
こっくりと眠ったそうだ。
ずっと、どうしてる? げんき?と
シゴトめーるするたびに、近況を報告しあっていた。
まめとみつのことも
とても可愛がってくれていた。
いつか別れの日がくることを犬たちは教えてくれる。
わたしに覚悟を、いや、
それよりも生きている時間の大切さを、
どれだけぎゅっとしても足りない愛を、
たくさん、たくさん、教えてくれる。私は、
きょうを精いっぱい、
きょうも精いっぱい
まめとみつを大好きでいるほかにない。
ぷーちゃん。
動物にしかわからない合図とかがあるなら、
天国からさあ、
まめみつにお話してね。
夕方からの大雨できょうはないかなと
半分あきらめていた盆踊り大会in精華小学校。
芦屋から盆踊りマニアで、
まめちゃんファンのSEOさんがはやくから
きてくださっていたので、
ごあいさつに。
とかいって、すましていては盆踊りはつまらない。
ペット禁止とかかれていたので
まめみつはパパと留守番にして、
いっこも上達しない河内音頭に酔いしれる。
SEOさんいわく
私の踊り方は「まめそっくり」
・・・らしい。笑
擬人化というものを最近
楽しんでいます。
そのうちお伝えします。
おたのしみに。
ついに、道頓堀の
ニュージャパンヘルスクラブに
入会記念日。
いつまでつづくか。
きのうまでの因島の海と
道頓堀のバブリーなプール。
その間を泳ぐ我なり。
おむすびやろうか
柿の種やろうか
おい、蟹。
おい、蟹。
あたしと遊ぼう。
昼休憩のまえに我が家では
ひとっぷろ浴びるように、
ひと泳ぎ。
コトバの神様が
やってきた!!
面白い!
ここは風の部屋。
波のように寄せては返す、
風の部屋。
潮のしょっぱさ、
波のうねり、
アオサの匂い、
まめは海の子。
わたしはふるさと。
海です。
わたしはふるさと。
ツバメです。
わたしはふるさと。
先祖代々お世話になっている
裏の畑の柿の木の蝉です。
わたしはふるさと。
ピアノです。
わたしはふるさと。
扇風機です。
わたしはふるさと。
ジャージです。
わたしはふるさと。
先祖代々このあたりでゾロゾロしておる
フナムシです。
わたしはふるさと。
あなたがここにいてもいなくてもここで生きてる。ここに居る。
あなたのためでもないけれど
わたしのためでもないけれど
他にどこにいくあてもなく、それでもときどきは
いいことだってあるのよ。
ドキドキするひだってあるのよ。
ふるさとたちは、思い出のなかにだけいると思わないでね。
ふるさとは今を生きてるし、
ふるさとは変わっていく明日が好きよ。
変わらないでといわれるけれど、変わっていくのはステキなこと。
ただ時間がかかるから、
あまり変わったようにみえないのかもね。
ふるさとにも時計があるし、
ふるさとにも赤ん坊が生まれる。
思い出のなかだけじゃなく、いまのわたしといまのあなたで
会いたいの。無理はしないで。
話したくないことはそのままでいい。
ただ、
あなたが帰ってくるひは、
うれしい、うれしい
わたしはふるさと
昼間にナホちゃんがきて、
夕方、神戸の堀内クン一家が遊びに来てくれた。
おかあちゃんキッチンは大忙し。
「しげい帖」をつくってみて、
しげいの人たちや、しげい以外の人たちの声をたくさん
もらったけど、こうやって
「しげいに遊びにいきます。ミカサンの生まれた島をみたいです」と
言ってくれる友達ができるなんて
思ってなかった。
マチオモイが
この夏、いろんな町であたらしい出会いを生んでいるような
気がして。私もいつか、誰かの
マチオモイの世界にいってみたくなりました。
はじめましての壁なんぞ、
持ち前のカンのよさと愛嬌でいきなりぶっとばせる
二人。
潮が満ちていると
心が満ちる
この感覚って、昔からあるんよなあ・・・
満潮。
たっぷりの瀬戸内。
きょうは満月
なぜか、先日からとつぜん
盆踊りがおもしろくなって因島でも
「踊る阿呆」になってみた。
マチオモイ~の影響かもしれない。
地元の踊りを、ほとんど知らないというのも
なんだかな、という気に
なってきたのかもしれないです。
手の先まで美しく、色っぽく、踊っている
おばあさんたちが
いま、私のなかでもっともリスペクトする女に
いきなり昇進!
母にゆかたを着せてもらうとき、
そこには女同士のとても大切な時間があるような気がしていて、
ヒモでぎゅっとしめられるかんじも、
裾をパンパンとひっぱられるかんじも、
歩く時のしぐさも、
お手洗いにいきたくなった場合の注意方法とかも、
せっかくなら着付けそのもののやり方を覚えて
しまえばいいのに、
なにかあの特別な時間のくうきかんだけは覚えている。
大人になったら絶対に
ごく普通に着付けができるとおもっていたのに、
いまだにできない・・・。
母は、孫娘ゆりのゆかたをきせた。私の昔のゆかたもあるんじゃない?と
いって出してきてもらったのだけど、
「ゆかたはあるけど、帯がない」
といわれて、私には着せてくれなかった。
まあ、ええか。
ゆり、小学6年生。
私の小学時代とぜんぜん違う・・・
美香、みてみ、
ほれ、電線のうえ。
この子らはうちから巣立ったツバメの子。
二匹おるんがみえるじゃろ?
私の小さい時も、父はこんな風に、ツバメやメダカや金魚のはなしを
してくれたんだろうな、と、ふと思う夕暮れ。
お日様に干した
いい匂いのするタオルケットに
くるまって
おやすみ
おやすみ
ゆりは
小学校5年生だとおもっていたら
6年生で・・・小学校最後の夏なのだという。
どうりで、
大人だ。ときどき、ぐっと大人びた表情をする
けど、変わらないゆりだ。
ゆりとむかしばなしをする。
ゆりとみらいばなしをする。
成長した、ひとりのかわいい家族が
ここにいることを
いとしく思う。
ニュー・ジャパン・ガールズというコトバを
ご存知でしょうか?旬ですよ、旬!!
新しい価値観をもった日本女性の立ち姿???
いえいえ、
そんな高尚のなものではございません。
道頓堀はニュージャパン・サウナを満喫する
188ガールズたちの
ストレス解消法を指しますねん。
いや~、ええ汗かいた!!ええフロやった。
完全オッサン化!!
姪っ子のゆりが因島にひとりで帰って、
じいちゃんばあちゃんといっしょに数日の夏休みを過ごしている。
ゆりから電話。
「きょうね、朝6時におきてメロンの畑にいって、お手伝いして、
お昼ごはんもおばあちゃんといっしょにつくってね・・・」
私。
「ゆり、本当にありがとう。みかねえちゃんがやろうと思っていたこと、
ゆりちゃんがいっぱい助けてやってくれてるね。
がんばってくれてありがと」
ゆり。
「ゆりはがんばってないんだよ。
いっぱいたのしんでいまーす」
な、な、なんていい子なんだ!!!感涙の巻。 私一人でなんとかしようなんて
思わなくていいんだね。兄弟もいるし、姪っ子や甥っ子たちが
こんなにも因島を愛してくれている。
絵師・林俊作18歳。
小さい頃から天才絵師といわれてきたこの俊作クンだけど、
仲良くなってから、「遊びにおいで」といったらかならず「すぐ、来る」。
ほんまに「すぐ、来る」ってのが可愛くてたまらない。
で、ボロボロになるまで描きまくったノートを見せてもらうのだ。
今回のノートにはボランティアでいった東北で
感じたコトバと絵がびっしり。
18歳の絵描きのみた、日本がとても素直に描かれていて、
見入ってしまう。彼はじぶんを揺り動かした「感情」から絵が生まれてくる
タイプだと話す。静かながらもフットワークが軽い。
うちに遊びにきたように、日本全国の「行きたい」と思ったところに飛んでって
心いっぱいに感じたことをノートに描きとめる。
ガクさんとごはんを食べていたら、本当に親子みたいだ。
驚くほど食べる俊作クンを
うれしそうにみている。「もっと喰え、もっとたのめ」
「このおね~さんが、おごっちゃるから」
って、おい!!笑
さくっと海外いきたいんですけど、
どこがいいっすかねえ?
ぐるっとまわって
またおうち。
おうち大好きなマメとまま。
まめちゃんの本、現在、西梅田ブリーゼブリーゼの1Fに
8月14日まで出張中です。
こちらは企画をしてくださったスタイリストさんオフィスの方で、
まめの本を販売してくださっています。
犬もファッションビルには入れたらいいのにね、って
担当者の方とお茶を飲みながら話していると、
「ああ・・・ダメなのかなあ。ダメってだれかいってたっけ?
でも入れるといいよねえ」ってはなしになって、
梅田のファッションビルに
自由に犬が出入りできるようになると
パリみたいでステキだよね、
と、大真面目に話をふくらませた午後でした。
守るべきものが明確にみえたとき
女にはすさまじき力が宿る。
何千年もむかしから、女はそうしてきたんだろうか。
因島小唄で育ったわたしは、当然ながら
河内おんどを踊れない。
でも、河内おんどをとつぜん踊ってみたくなって
輪のなかに飛び込んでみた。
ステップようわからん、手、ようわからん。
みようみまねて跳ねたり回ったりしてみた。かっこいいおねーちゃんをみつけて
くっついてステップふんだりしてみた。面白い!!
なんじゃこれは。日本人の血というものなのか?
先客、ゆきちゃんとはなちゃん、「踊るぜ~~」ってメンズ友達もあわせて、
ああなるほど~~こういうのんありやわ。
中央区、盆踊り大会。大阪ヴァージョンのマチオモイ、
はじまりはじまり、なのかな。
東急ハンズ(梅田大丸)での展示販売が終了したとおもったら、
なんと西梅田のおしゃれビル「ブリーゼブリーゼ」の1Fに、まめの本やグッズが
移動して引き続き展示販売されることになりました。
期間は、本日から、14日まで。子どもといっしょに遊べる
いろんなワークショップもあるみたいなので、ぜひ、いらしてください。
■ 企画:「 夏休みワークショップ 」
■ 日程:8月6日(土)~8月14日(日)
■ 時間:11:00~21:00(ワーク
ショップ・カフェは18時まで)
■ 場所:ブリーゼブリーゼ1Fメディアコート
■ 住所:大阪市北区梅田2丁目4-9
■ 地図:http://breeze-breeze.jp/area.html
■ 作家さんの店頭在廊日や、ワークショップのスケジュールは
コチラ:
http://tapiestyle.blog34.fc2.com
数年ぶりに二日酔い。
この頭の痛さが嫌で、飲み会にいってもほどほど感を貫いていたのだけど、
なにがそーさせたのか途中から白ワインが入ってしまい
完全に毒素がまわってしまった。
久しぶりにあった後輩と、はじめてお会いすると方との
ほどよい距離感に甘えてしまったのかもしれない。
鍋焼きうどんと、頭痛薬で、
さっき復活。
いっつも超なかよしな、
三人!本日も絶好調!!!
インターン学生のゆうた。
3週間目にもなると、まめ先輩といっしょに
眠ることもできるように!!
戎橋を丸洗いしようという企画があって、
こりゃすげえぜ、と思って早起き。たくさんの人がきてたので
いつものメンバーはいつもはできない
細かいとこをやれる!と思い思いの場所に散らばっていた。
私も、いつもは犬連れなのだけど、きょうはソロでいったので、
階段にたまったわたぼこりとかを
火箸でこそぎ落とすのに夢中になってたりした。
みんなで掃除したあとに、打ち水をするといっていたので
楽しみにしていたのですが、
橋の下で地味な作業をしている私のところには、だれも、
「打ち水やりますよ」と呼びにきてくれなかったので、
静かになったなあ、と恐る恐る橋の上にもどっていったら
「あ、もう終わりましたよ」とあっさり・・・
うーん、いつものメンバーはみな消化不良。
あんだけ人数おんねやったら、もっと、手分けしてしっかり
やってくれたらええのに。
表面だけさっとさらって、掃除したきになって、冷たい水もうて、
景品もらって帰るのではなあ・・・
結局、9時すぎにまめみつつれて
再度リヴァーウォークを歩いて掃除。
マイペースがいちばんかも。
歩きたくない日も
あるやろ。
動きたない日も
あるねん。
ぎっくり
看病中。
たいがい受け入れるタイプなのだけど、
それでも受け入れられねえな、と
おもうボーダーラインって、みんなどれぐらいの位置に
あるんやろ。