PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
クーラーの風じゃなくて
夏の風がええね。
あ、クーラーの風もええけど。
カリンバ作家の
みつおさんと
奥さんの
まみちゃん。
お風呂に入るのに7回も水を汲みにいかなければならないような場所に
暮らしてる。
むうんちゃんとこに
数年ぶりににゃあにゃが
やってきていました。
みつめあって、
みつめあって、
ああ、まめさん
ああ、みつさん
たのむし いいこしててくれ、
と願うばかり。
やった!!!!
電車のって、室生。
きょうはじいじが連れてってくれます。
最近のミナミはヨーロッパ人、アメリカ人など、白人系の旅行客がずいぶん戻ってきている。このブルーのお兄ちゃんはロシア人らしく、まめとみつの名前を教えると、「собака:サバーカ」というので何じゃそれ?といったら、means Dog!と教えてくれた。さすがにロシア語で犬をなんていうのかしらんかったし、新鮮。
なんばHatchの広場がいつものお散歩コースなのですが、昨日はすれ違う小型犬のほとんどがノーリード(ヒモをつけていない)状態で困りました。うちの柴たちは、人にはフレンドリーだけど犬に対してはきついんです。だから相手に危害を加えないように、とても気をつけながら散歩している。危ないなあ、と思いながら見ていたら、ノーリードのダックスとポメラニアン風の子が出会い頭に追いかけっこになり、猛ダッシュで広場の大階段を駆け下りていったのです。飼い主の女性二人が、叫びながら追いかけますが、追いつくはずもありません。階段の下は、クルマの往来の激しい「千日前の大通り」です。心配になって私も階段のうえから見ると、中央分離帯のところでなんとか一匹確保。もう一匹は、千日前を越えまだまだ街中へ走っていった様子。ダックスを抱きかかえた女性がこちらにもどってきます。「だいじょうぶ? 怪我してないの」ときくのですが、パニック...状態で、「びょういん、つれてってください びょういん びょういん」と泣き叫んでいます。怪我の状況はわかりませんが、どうやら、クルマにはねられた様子。韓国なまりの日本語で、コトバが通じるか不安だったけど「タクシーにのって、ほりえ・どうぶつびょういん、といいなさい。いちばん近いから」と何度も伝える。「ほりえ・どうぶつびょういん。わかる?」・・・まあ、彼氏さんもいたので任せて、なんどかタクシーにのったのを見届けたのだけど、こちらまで震えがとまらなかった。もう一匹は不明。都会、しかも、ミナミのど真ん中で犬を飼っていることを、飼い主たちは思い知るべきだ。自分の子がいくらしつけのよい子でも、出会い頭の事故をもっとシビア予測して、守ってやってほしい。私は、びびりで心配しすぎやとよく言われる。でも、都会で犬を飼うマナーをなめてかかると、やっぱりそれは、自業自得の結果となる。「なんかの警告やな、うちらも気をひきしめんとな」と言いながら岐路についた。
今日は法善寺までの
参道にあたるとおりで
夏祭りがあるときいていたので、
お散歩のかえりに晩御飯もついでにすましてしまおーと、
立ち寄りました。
まずは、法善寺さんへお参り。
ごまき焚きをやっていたので、「犬の名前でもいいですか?」と
まめとみつの名前で願をかける。
意外にも、まんちゃんが、日本酒のみたい、鳥食べたい、と
積極的な屋台戦略にでるので、
昼間の維新派につづいて、本日は屋台三昧の日となる。
タンドリーチキンがめっちゃおいしくて
きいてみると
道具屋筋あたりのバーのままとその仲間たち、が出展者らしい。
そーゆー仲間で屋台を出す感じも、
ミナミらしくてとてもいい。ってか、普段はサラリーマンしているという
「タンドリー王子」の腕はたいしたもんです。
普段、店の前を通るだけでなかなか、入るチャンスがなかったけど、
こうやって店の人の顔が見えてくると
敷居がなくなって、仲良くなれる。こちらは、アメリカの料理の専門店、らしい。
マチオモイ~をやってから、マチのこと、
よく観察するようになった。
気付いてなかったことがたくさん見えてくる。
地元のお祭りとはまたちがって、
ミナミの祭りは、飲食店のプチ・プレゼンテーションみたいで、
楽しくて本当にうまい。
大きな通りではできない、小さな路地ならではの、アットホームなおまつり。
坂町でもやりたいな、と妄想。
久しぶりに維新派にいって、
なつかしさと、かわらなさと、心地よさに、
わ~~~んとなる。
たるとが総監督している屋台村がずら~っとならんでて、
日焼けした男や女たちが、
まるで南の島のように、フルーツジュースやビール、スパイシーなカレーや
モンゴルパンなんかを売っている、この景色。
舞台前に楽屋に立ち寄ると、「本日のお清め式」みたいなのに遭遇。
みんなで少しだけお神酒を飲んで、きょうの無事を願うのです。
わたしもちょびっとお呼ばれしました。
松本さんの美しいセリフをじっときいてみた。
そして、ああ、これって、
立体化したマチオモイ帖じゃないか、って思った。
これまでずっと松本さんはこういうことを、表現してたんやなあ~~~っと
今になってすこしわかったところがあった。
とくに、大阪の昔の映画から、地名がでてくるところだけをコラージュしたシーンは
圧巻。これ、誰がコラージュしたん? その方にブラボーなのです。
なんていうかな、ちょびっと優等生ぶってる最近の自分がいて、
それはそれで悪くないんやけど、
維新派に夢中になっていた頃の自分がいろいろ蘇ってきて、
あ、わたしこっちやったなあ~ってすごく思う。
唯一無二の松本さんが大阪にいることは、
大阪の誇りです。
きっとガクさんも、食べてるだけじゃなく、そんな松本さんにつづく
人になるはずです。
イノシシが畑を襲った朝の
父と母の会話は、今年のスイカシーズンのなかで一番ともいえる
心の収穫だったと思います。
夫婦ってものは、まったく同じ考えでないから、やってける。乗り越えていける瞬間ってものがいくつもあるんでしょうね。
それは、長年、重ねていかなきゃやっぱわからないものなのかもしれないですね。
人生におけるさまざまな局面で
考えこんでしまいすぎる自分の隣で、そーでもないんちゃう?と言ってもらえたり、
その逆だったり。それで軽くなったり、逆にいらいらしたり。
そういった、乗り越えかたの局面において、
正味の人間性みたいなものはでるわけで、それがいつもかならずしも、
素晴らしいとかいうわけでもないけれど、
絶対的に守りたいものがひとつある、ってときは
やはり、どうであれ、
同じ方向に向かっているのだなあと思うのです。
よっしゃとおもったり
逆だったり
きょうはしゃしんを1枚も撮らなかった。
休憩ー、
マチオモイ帖の原点の原点に
天神祭りがあるってことは、案外、誰にもいってない。
バブル全盛期の景気のいいクリエイターたちが、
天神祭りに遊覧船を出していたのだけど、
時代も変わり、一人5万円もかけて舟遊びを楽しむというような
気風のいいクリエイターがいないなか、
どうやって文化をついで行けばいいか・・・そんなことを、万里子と
顔をあわせれば話していた。
それで、天神祭りのアート本をつくれないかという話も浮上して、
みんなで調べてアイデアを持ち寄ったのだけど、
それは、夏休みの宿題にしかならず、結局みんなのなかで
自分ごとにできないテーマだということがわかった。
そして、ひょんなことからマチオモイ帖というプロジェクトが生まれ、
そのなかで、天神橋帖をつくるに本当にふさわしい
人に出会うことができたのだ。
天満宮のお膝元の呉服屋 司光の息子のいずみやくん。
彼のマチオモイの本番を見たくて、
きょうは、久しぶりに天神祭りへ。それなのに、マチオモイを中心に出逢った、
廣瀬くんの事務所や、徳春の事務所も天神祭りのパーティをしていて
いつのまにか3箇所も立ち寄る親戚のような
場所が出来ていた。
この1年ってすごい。
女性向けの街ネタ情報誌から、
ミナミで好きな風景を教えてくださいと電話があった。
いざ、となるとどこにしよー。
雑誌となると、どこがいいー?
めっちゃ悩む。
きょうは天神祭りやから、道頓堀まできていた「落語舟」に出くわしたり、
そーゆーとこ好き。
やっぱり、芸のまちやなあ~っておもうところとか好き。
宮津からの贈りもの。
ありがとむくちゃん。
真夜中におきだして
とつぜん、ノートにコトバをかきはじめることがある。
今がそう。
頭のなかでぐるぐるまわって、かきとめんとーと満杯になったら
まめちゃんちょっとごめんやで~って
どいてもらってふとんからでて、
でんきつけて、ノーと出して、ばーっとかく。
ばーっとかいて、すっごいとおもって 朝みたら、 すごない。
ぜんぜん、すごなくて愕然としたりするけど。
今がそう。
もーにんぐはい、な時間をけっこう信じてて、
今からもっかいねて。
6時ごろをめざす。二回目のもーにんぐはい。
あちこちでお祭りがはじまる季節です。
みっちゃんは、
人ごみではパパに抱っこされるので、
誰よりも高い位置から
お祭り見物できて、自慢。自慢。
お酒にめっきり弱くなりました。
ちょびっとしか飲んでないのに次の日、
頭がびみょーにいたくて面倒。
この面倒さが
お酒を遠ざける。
ま、べつにこまらんけど。
ぜんぶ捨てても残るもの、
それがわたしの宝もの。
という、コピーを、12年ぐらいまえに会社をつぶしてしまったときに
書いて、そして、そっから
10年だったときに、
ぜんぶ捨てても残るもの、
それがあなたの宝もの。
というコピーで締めくくった本を出版した。
で。その本を買ってくれた、写真の方(レモンスカッシュテニスサークルの先輩)が
「美香ちゃん、なんで、“わたし”が“あなた”にかわってんねや?
オレはあのコトバをいまも書斎に貼ってあるねん。
なんでかえたんや?」
といった。
“わたし”から“あなた”に変わった理由。それは自分の中ではいろいろあるのだけど、結構、自然にそうなっていたというもともあり、
自分でも気付かないぐらいの変化だったから、
そんなところに気付いてくれたことをとても嬉しく思ったし、
ずっと、その人のなかで生きている言葉だったんだ、ということを知り、
コトバに対する責任感をあらためておもう。
「わたしたち夫婦、子どもの問題などでいろいろあって、
本当にダメになるぐらい二人ともやせてしまった時期があったのね。
誰にも連絡をとれなかったし。
でも、そのときに、支えになったコトバでね、
主人は、本当にずっと机のところに貼っているのよ。
何をなくしても、私はこの人と、いっしょにいたいと今も思う」
奥様がそんなふうに
話してくれた。
告白します。
わたしは短大時代、大阪大学のレモンスカッシュテニスサークルという
硬式テニスクラブに所属し、
田舎モノながら、
バブル全盛期の華やかではっちゃけた女子大ライフを
満喫させていただいておりました。
「レモンスカッシュ」・・・って!!!!と
いまでは突っこみたくなるようなネーミングも当時はフレッシュで、
楽しくて、テニスが強い、がモットーのチームの誇りでした。
先輩と後輩は、一生、先輩と後輩。
国立大学を卒業した先輩たちも、後輩たちも、社会では
もうとっくにかなり偉い人なんだろーけど、
先輩、
後輩、
ムラカミー、ってよばれたり、
美香ちゃんだったり、
美香ちゃん先輩だったり、
そんな夜。
そういえば今年は、
スイカを食べてるガクさんの写真とってないねえ~
そうだっけ
そうだよ~
じゃ、とるね~。
みつが
我が家にやってきてくれて、
4年が経ちました。今日はその4年記念日。とりわけ
何をするわけでもないのですが、
晩御飯もまだなので、
リバーカフェによって、プチお祝いです。
みつの大好きな場所。
小さい時に、デッキの上でリードをはずしたら、大階段をダッシュでかけあがって、
この店に勝手にはいっていったよな。
とっても仲の良かった店長さんが、
「お?みつちゃんか? どしたん?」って確保してくれて、
ぜーぜーはーはー 階段をあがってきた私を
安心させてくれたのでした。
4年も家族でいてくれてありがとう。
これからも、
いっぱい家族の時間をつくろうね。
なほねえちゃんが
きてくれたー。
遊びにじゃなくて、お仕事一緒にしよーって
きてくれたー。
まっすんにーちゃんも、
ダイキやライフであうだけやったのに、
きれくれたー。
長い付き合いなのに
新鮮。
出張の楽しみのひとつは
宿泊先のホテル。
きょうは半蔵門のモントレに泊まったので、
朝、ぐるりと皇居をまわって、
東京駅まで歩いてみました。歩けた。
きょうは夜に
道頓堀のちょうちんのしたで
まめさんとみつさんの撮影。
とくはるさんに撮影をお願いしましたが、
男二人がかりで、二匹をなんとかちょうちんに近づけて・・・
今回もグッジョブ!!
完成の写真は、
SUPER: 007号「道頓堀散歩ぶるうす」にて
ご覧ください。
瀬戸の海は
平均的にエメラルドグリーンなのだけど、
夏日のきょうは、
最高に明るい、
コバルトブルー。
島を離れるときは、何枚も、シャッターを切る振りして、
なみだ目を隠す。
静かなこの島に、
燦燦とふりそそぐ夏の太陽 その影に隠れるように
じっと佇む、
犬や老人が、
この島やら、あの島やら、日本中の田舎町のあちこち
いや、マンションが立ち並ぶ都市の片隅に
どれだけいるだろうか。
なにもしない
なにもすることがない
なにもたのしみがない
じっと待つ。 じっと何を待つ?
心臓の音を聞く。ガタガタ、ギシギシ、悲鳴をあげる。
脳の闇をのぞく。先の見えない心配だけが幾重にもつらなった曇天模様。
膝の反応をみる。叩けばピーンと応えるが、杖をついても、前に進もうとしない。
歯がゆい。自分のからだが歯がゆい。
ただ歩くことだけが、他人が悠々と歩く姿すらうらやむ。
相撲を見る。
カープの試合を見る。
カープが勝てば、少し嬉しい。
クイズを見る。答えがあたれば、よし、と思う。
時代劇は嫌い。
過去はふりかえりたくない。
でも、思う。若かりし日々のことを。
人生最後のときがくるのを、
からだの器官のすべてがダメになっていくゆるやかな下り坂を
頭だけがはっきりと状況を把握している。
弱音を吐く。
弱音を吐く。
誰にもいわなかった弱音を吐く。嫌だ、恐い、痛い、怖ろしい、寂しい。
それでも、
ぢいは、畑に行く。
からだのちからの全部をふりしぼって畑に行く。
「ぢぃが行かんと、畑が草ぼうぼうになるけぇの」
早朝のイノシシ被害にも負けず、
今シーズン最後のスイカ売りに出発です。
まず、採りたてのスイカを、
ひとつひとつ図って、
値段をつけます。
準備完了したら、トラックで出発。
三原という町が、お母ちゃんとお父ちゃんが長年お世話になっている
エリアです。お得意さんの家に着きました。
予約で15玉も買ってくださった
けいこさん家。
ここは毎年、大量に買ってくださって、
仲良しチームや
近所の方々に分けてくださいます。
かわいいポメラニアンが二匹いるから、
犬切れの私は、お手伝いもしないまま、抱っこ。
写真はけいこさんの娘さん。
たまたま帰省中で、お会いできました。
お母ちゃんは、お得意さんの名前をすごく覚えている。
そして、お得意さんの家族、娘さんやお孫さんの名前もすぐ覚えて
仲良しになる。
「あら、まいちゃん、かえってきとん?」
「わあ、おばちゃん、久しぶり」
こちらのお宅も、おばあちゃんの代から娘さんの代になっても
ずっとスイカを買ってくださっているOさん家。
お孫さんが遊びにきちゃってたので、
「ほい、けんちゃん、持ってみるか?」
午前中、順調にお客さまのところをまわれたので、
ちょっと休憩。
カメラを向けると、小躍り。
さて、ひと休憩してから
まだまだスイカはたっぷりあるのでもう
ひとがんばり。
「スイカ、どうですかあ?」
尾道だけでなく、
三原も、
坂の町なんですね。
海沿いはもちろん平地が広がっているけど、山沿いには坂の上に
建てられた家がいっぱいで、
その急な坂の両端に、家がいっぱい建っていて、
そこを汗をだらだらかきながら
「スイカ、どうですか?」
「スイカ、どうですか?」
大声でおらびながら、
お客さんが出てきてくれるのを待ったり、
1軒1軒、「スイカ屋です。スイカ、どうですか?」と声をかけてまわる。
坂の上の家のかたには、
重たいので運んであげる。車も通れない道。
「あんたとこのスイカしか食べんよ」
と、いつも嬉しいコトバを
かけてくれる、モリモトのおっちゃん。釣り好き。
「今日で終わり? また来年、まっとるよ」
「あら~スイカ屋さん。
今年は、あまり見かけなんだけえ、こんのかおもった。
1ぴょうもらおうかねえ」
そういえばスイカは、1ぴょう、って数えるんです。
トラックの荷台が
順調に軽くなっていって、
ピース。
しかし、この少なくなってからが勝負なのです。
どこの家をどう回るか?
お父ちゃんとお母ちゃんは、まるで詰め将棋でもするように
頭にスイカの大きさや数、
お客さんの顔を思い浮かべて、
作戦を立てます。
日曜日の午後3時とかですから、飛び込みでいっても、
いない家も正直多いのだけど、
「よっしゃ、あっちに行ってみよう」
「もういっぺん声をかけてまわろう」
ときには、意見が合わなくてケンカになる日もあるんだって。
さて、残りわずか2つ。
「お父ちゃん、記念写真とろうや~」
「いんにゃ、おまえとミカで撮れ」
「いんにゃ~~~ お父ちゃんと撮りたい」
午後4時、完売。
おつかれさまでした。
因島大橋を通って岐路に着きます。
気を抜かんよ。家に帰るまで、安全運転ね、と
声をかけあいながら。
今シーズンのスイカ売り、無事終了。
来年のことはわからないけど
とりあえず、今年は終了。
「さあ、次はメロンの準備じゃ!!!」
お父ちゃん
お母ちゃん
2012年のスイカ売り。
この目でしっかり見守りました。素晴らしい仕事です。
ブラボー。
おかあちゃんが小さい頃に
踊りを教えてくれていた近所のカフコ姉さん、だって。
重井で除虫菊をいっしょうけんめいにつくっていた農家で、
「しげい帖」の表紙が
除虫菊のイラストであることをすごく喜んでくれた。
美香ちゃんが全国に広めてくれた!と嬉しそうにゆってくれた。
もっとがんばらな、と思う。
早朝、畑の父から電話。「イノシシにやられとるど・・・」
母といそいでトラックを走らせてスイカ畑にたどり着くと、このとおり。畑の周囲はぐるり鉄柵をはりめぐらせ、対策してるにもかかわらず、だ。強がる父と、悔しさがぬぐえない母が交互に「まあ、昨日まで無事じゃったんじゃけ、よしとせ~」「ほんでも昨日の夕方、ぜんぶ収穫したらえかった」を繰りかえす。九州の大雨では、養豚場の豚が何百匹と水害にあったと日本農業新聞は伝える。無念。「みんな、生きるのに、必死なのね」と、母。 ワイルドすぎるじゃろ? 午後から最後のスイカ売り。
ゆうじ~
こうじ~
ゆみこ~
よしみ~
ゆり~
りんくん~
そうたろ~
深浦のスイカ畑がイノシシにやられて
父ちゃんも
母ちゃんも
ショックでがーん・・・・な、朝じゃけど
今日は、昼から残りのちからをふりしぼって
最後のスイカ売りじゃ。
がんばるど。
まめ電池は
とっくにきれて寂しいけど、
そのぶん、
隣のうちのモモちゃんと
遊んでいます。
モモちゃんは、細い犬ですが、最近
6キロもふとって、
柴犬とかわらないような大きさに。
昔、こんなかんじで、ごえもんもお隣のおねえちゃんに
可愛がってもらったんです。
こんなふうに自由にしてやれたらな、と。
干拓にて。
炎天下の
したで
きみを
守るよ。
新しい品種のひまわりをうえたんじゃけどねー、
みんな恥ずかしがりやなのか、
後ろむくんよ。
なんでじゃろね。
背が高いじゃろ。
太陽のむくんはええけどね、後ろむくんよー。
因島の土生町は、
母が長年、スイカを売り歩いてきたエリアのひとつ。
昔は大賑わいだった商店街。
それでもまだ、この町には、元気な口達者なおばあちゃんたちが
スイカ屋の母を応援してくれる。
スイカを売りにいくと、
元・お好み焼き屋のおばちゃんが
「しげいのスイカ屋さんがきたで。ほれ、かいにきねえ~」
とまわりの家に声をかけてまわってくれる。
「あんた、何個いるん?」
「あんたは?」
と、ほとんど販売員だ。
おっちゃんはニコニコしながら、スイカが持てないお年寄りの家に
スイカを運んでくれる。
ニコニコ
ニコニコ、
ずっとニコニコ。
お母ちゃんひとりでは、なしえなかった
土生のおばちゃんらのちから。
「ここのはね、重井のスイカのなかでも特においしいんで」
強烈なパワーでおかあちゃんの味方でいてくれる。
ウソは絶対いわないひとたち。
懐かしい土生の路地。
この町ではじめて、喫茶店にはいっただろうし、
キキララのファンシーグッズを買いあさった、因島でいちばん
華やかな町、だった。
けさまめ。今朝のまめさん。
なにをそんな必死こいているのでしょうか。
今日から数日、まめとみつと離れ離れになるので、
朝から奮発散歩です。
深く、
甘い。
いつもの道でも、
姿が見えなくなるとふりむいて
待っていてくれる。
名前を呼ぶと、
はい~ってこっち向く。
たのしいね。
きょうもげんきで
うれしいね。
この季節になると、
まめさんは、帰り道にかならず、ストライキをします。
気がつけば、地べたに転がって、
ずるずると引っ張られている状態が続いたりして、それを偶然にもみた
通りがかりの人はびっくりして、
笑ってまうのです。
わがまま、没収。
まめ、撤収!
これはこれでうれしい、パパ抱っこ。
お父ちゃんのスイカの最高傑作が届きました。
奥手スイカの縞無双。
ぎゅううっとしまった実。
深い甘さ。
しゃくりとした歯ごたえ。
お父ちゃんのこのスイカの味で
育ってきた。
じゃーーーーっ
んぷ!!!
ワイルドやろ?
七夕に
ねがいごと
みつ
なに
願う?
昔、
満月のせいにして逃げろ!
というコトバを書いたけど、
きょうは、
ぜんぶ雨のせいにして、流れてしまえ!
ってきぶん。
そのとき、そのときに、出会っていくメッセンジャーたる方たちは
いったいどんな次のわたしへと
導こうとしてくださっているのだろうか。
もやもやがつづく。
雨といっしょにもやもや。
じゃじゃ降りのほうが、いっそ、スカッとするよね。
さっきから
降ったりやんだりで、よもや、もやもや。
決断力を養っておきなさい、
と、藤原新也さんには20年前から言われているので、
決断力だけは養ってきたつもり。
もちろんまだまだやけど。
新しい風、ふっきってく風、つっぱしってく風、かわいい風のなかで。
エネルギーあまくりまくりの
くに&まめ。やー!!!
和美ちゃんのえっさほいさプロジェクト、
VOICEに登場。
DVDジャケットのハマナスの花は
りかちゃんデザイン。
7月1日から、
道頓堀万灯祭がはじまりました。
今年はなが~くなったリヴァーウォークに1200灯のちょうちんが点灯。
「まめとみつ」のちょうちんは
戎橋の南東側(カニ道楽側)、珈琲のアオヤマの前です。
629であることを
どないするか、
自分たちらしいスタイルでありたいおもいを
どないするか、
企画書で語るよりも、
せいいっぱいのおもてなしのスタイルを
いつものようにかんがえたら、
お料理がいっぱいの、
美味しくって、
愛情がいっぱいの、
629の波紋がひろがる。
このあいだ本で読んだことば。
リーダーとは主役になることじゃない。
エンジンは船のいちばん後ろに
ついているのだから、
チームのまとまる力を
そっと支えるのがリーダーの仕事という
ものなのだろう、というようなことを、
大勢の人たちのなかで学ばせてもらう。
みんなが主役になれる
あたらしい629のカタチ。
アサヒばたこ、23歳
188くにたろう、23歳
500Gひだか、25歳
フリーの吉田くん、23歳
がんばれ、新人たち。お給料は勝手に振り込まれるものではありません。
じぶんで稼ぐ、ンだぜ~~。
まるでハーモニカを吹くように
スイカを食べる
イケメン・バロンくんはじめ、
クリエイターのみんなが
スイカを食べると、
なんか、とても
おしゃれでかわいい。
ゆかたにもよくあう。
初夏のはじまり、
629が今年もやってきて、
続けてよかったね、
お父ちゃんありがとね。
今年もこんなにみんなを笑顔にする
スイカを
つくってくれて、
重井のスイカはいちばんじゃろ。
仙台から引っ越してきた
れいこちゃん、
初の千日前。
着付け中のかなえ。
キッチンスタジアムの先輩まゆみちゃんから
後輩へ。
なつかしい、みんなで準備。
ピンクの紙の
かな。
会場へGO。
188のスペシャルデーには
関口のお肉を買います。
8人で食べるから、
がっつりと2キロ。関口のおっちゃんは
うれしそーに自慢の肉を切ってくれます。
そして今日は、
グッチ裕三のすき焼きのたれ。
シャンパンと、すき焼き。
めずらしくスポーツでからだをいじめきったメンバーの
お腹はすでにぺこぺこへとへと。
はやく、はやく、といいながら
順番にすき焼きをいただきます。
なんでやろ。野生の本能、
すき焼きのときだけは、大人が必死になる。
たまごを割りたい、という
ゼンにぴしゃりと「大人の時間や」・・・
まあ、そうやって、
美沙子が188にきてから、
何度もこうやって家でごはんたべたり
パーティしてきたわけだけど、
あまり大勢で食卓を囲むことがなかったという
彼女に
188らしいホームのあたたかさを
残せてやれるならそれがいちばんかなとおもって、
こういう形の卒業式。
東北までいっていたガクさんが、11時をすぎて、
帰ってきてくれたし。
くにたろうが描いてくれた
絵も、
ぜんのおもちゃになって
そんな、くにたろうも
ぜんのおもちゃになって、
そんな卒業式。