「まめとみつ」－ コピーライター村上美香＆「柴犬まめとみつ」のコトバ・グラフティ。
まめとみつ
PROFILE／MIKA MURAKAMI＠１８８《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か？」と日々思い巡らしながら、２００８年２月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
2022年6月 アーカイブ
よちよち
きょうは調子がいいみたい。
夜に目がさえてみたらしく、またビールを飲み
みつをなでる。
父と星を見る。
グッドラック
よい日になりますように。
かわいい
おかあちゃんから
写真が届いた。
たいへんそうだけど、
どこにいても
あかるいひまわりのような人であろうことが
わかる。
おーーーい
どこいったんな？
届ける
みつといっしょに
まめといっしょに
６２９の朝
今年ははじめての
リモート６２９！！
晴れっつ
島仲間
野菜をあげたくて。
こにーちゃんとこまるくんと集合。
気分をかえて
ずっと家にいて
ずっと忙しかったので
賢吾君が「つかってええよ、いつでも」
といってくれたので
たくま商店にリモートワーク。
大切
コンパクトシティについて
仕事がら、コンパクトシティとかを学んだり
するのだけど。
我が家の環境はそのまんま
お年寄りと子どもたちがいっしょに
笑いあってるなあとつくづく。
こどもは希望だし
このまちのじいさんにはじいさんの
すてきな役割がある。
鬼アザミ
鬼アザミ、というらしい
静観
その昔、
ぼくはしゃべらないことに
決めたんだ。
どこにいても
６２９の準備をしている
かなえちゃんと、みつの近況報告をする夜。
そっちもがんばれ。
こっちもがんばる。
おーい
おーーーーい。
まめはどこいった？
まめは、泳ぎょうる。
るいちゃん＆みきねえちゃん
はるちゃんの息子、るいちゃん。
みきねえちゃんはおばあちゃんとしてでれでれな日々だ。
朝の5時半におきるんだって。かわゆ。
エビフライと漬物
わりと料理をしている。
父はしあわせものだと思います。
私もたのしいですよ。
心配なく。
夕焼け
すっかり暑い。
夕方6時半ぐらいからの海がとにかく
素晴らしい。こんな夕焼けのなかを
波音を聞きながら父と歩く。
「母ちゃんは、きょうは、なんかの会か？」
「そうね、どこだったかな？」
サイクリング
散歩していると
こんな道に自転車？ってな二人組がいたので
声をかけてみた。
東京からだって～。
いまから尾道までもどって、
広島までいくって。
菜園
田舎の家のまわりには
菜園がどこにでもあり、夏野菜があり
いまは夏野菜がわーんとしている。
たどんさくのおっちゃんは
メダカを育てるのがとってもじょうず。
運転手
今日は美津ちゃんの運転～
千日前から
サマーかつ丼きたーーーーーーーー
蟹さがし
わたしは蟹を追いかける。
おばあちゃんの宝石
ホテルのキーホルダーに忍ばせる
「尾道のおばあちゃん」の昔のアクセサリーを
探していて・・・ひでこばちゃんにも相談してみたら
「ないよーーーー」
といわれて・・・ありゃないかあとおもっていたところ
あとになってピンポーン。
これでよかったらあげる。
もうつけられんけ。
漬物は
漬物は、買うものではない。漬けるものだ。
と、明言でました。
みかんは、買うものではない。もらうものだ。
またね。
ゆうちゃんありがと、
また何べんでも帰ってきてね。
追いかけてくるきゅーちゃん
きょうもあっというまに
キューリ！！！
朝
朝のアジサイも最高にきれいだった。
珈琲と。
わたくし。
真夜中
やっとひとりになって
夜中のリビング。紫陽花がうつくしい。
ゆうじがいてくれて・・・
2日間、わたくしホテルにまみれている間、
おとうちゃんとみつのことを
ゆうちゃんが守ってくれました。
よく考えたら、ゆうじとは上新庄で長いこと
いっしょに暮らしていたから
なんか、不思議と違和感なく
いてくれて楽だなあ、たすかるなあ、と感謝。
みつもすっかりお兄ちゃんになついたね。
尾道フレンズ
わたくしホテルの夜の宴は
はじめましての「尾道フレンズ」のみなさんと。
正確には、こやすさんとかおりさん
ZOOMばかりだったので、
本当にはじめまして・・・だけど、
やっとあえたかんじ。
打ち合わせが長引いてすごくおそくなったけど
しかも、ちゃんとした料理でもてなせるわけでなかったけど
昨日仕込んでおいた
プチトマトのマリネと
ズッキーニのサラダはたぶんうまい、と確信があったから
ホテルの器をつかって、盛り付けをたのしむ。
わあ、きれい。
なんとこの器は、内海さんちのおばあちゃんが使っていたもの
という。過去といまがコラボしてるような
愛しさがあるね。
思った以上に
たくさんたべてくれたフレンズのおふたり。
きゃっきゃきゃっきゃ
してはりました。
このお茶碗も、おばあちゃんのものらしく。
「わ、このお茶碗
僕が小さいころ、つかってたやつ。絶対そうだ」
と盛り上がっていました。
運営打ち合わせ
「＃尾道のおばあちゃんとわたくしホテル」
にて。運営打ち合わせ。
ホテルはつくるだけじゃ、ダメなんです。
そりゃそうよね。ここからです。
０．２５
０．２５倍速の
スローラグジュアリーは
ここにあります。
世界でいちばん
世界でいちばん美しい夕暮れを
見せてあげる。
それが、わたしの愛です。
夕暮れ
夕暮れの波は歌います
誰ひとりさみしくないように。
何回かけるんねん
1日に4回か5回かけとる。
「母ちゃんはどこいったんな？」
母ちゃんもうれしいんじゃろな。
いい夕方すぎる
いい夕方だなとおもっていたら
多くの島のひとが
写真とってSNSとかにあげてた。
きょうはピンクのグラデーションが美しい。
みつもうれしい。
二度目のあまこ
ちょっといっていい？
と、二度目の訪問をしてくれるあまこ。
すごいな。
みか、がんばりーーーーーゆうてくれる。
笑ってくれる。
背中おしてくれる。
「フェイスブックとかしないから、ミカのいまのことなんもしらん
高校時代はなんでもしっとったのに」
そうか・・・あまこにあまえてもええんやなと
おもえる。
ドライブに連れてってあげるという奇跡。
神様がくれた時間
こういう時間を
人生のうちに
元気なうちに
持てるしあわせ。
がんばれるかな
今朝、また一羽、落っこちてて
飛ぶ力がまだないのか、落とされたのかと
心配になる。
ちーちゃん、がんばれるかな。
そして、夜中12時すぎ
みつを散歩つれていこうとしたら
巣がまるごと落ちていた・・・
ヒナたちはどこ？
飛び立ったのかな？
どこ？
きょうはどこで眠ってるの？
しょうこ
ガチではなすのは
中学以来かもしれない。高校になったら
友だちグループも違ってたから。
小学校、中学校でずっといっしょだったしょうこが
父の心配をしてきてくれた。
母の手術のときに（4年前）に、手術室のオペ助手をしてくれた
敏腕の看護師だ。あのときどれだけ心強かったか。
ぜんぜんしゃべりかた変わってない・・・
でも、仕事を第一線でがっつりやってきた彼女の人生を
いろいろひも解いてみたくなって。40年ぶり。すごいな。
「お父ちゃん、しょうこがアイスクリームもってきてくれたよ。たべる？」
というと起きてきて食べてくれた。
いっしょに食べて、一緒に話すことができた。
しょうこがなぜ看護師の道に進んだのか・・・など
そして、50歳という年齢での引き際の見極め。
プロフェッショナルの仕事をきくのはとてもわくわくした。
もっと話したいなと思った。
40年ぶりの再会。
息抜きタイム
けんご君がとつぜん
きょう島に帰るけー、ねえちゃん時間あるうう？？
ゆうてくれてランチタイムに合流。
よしなりにいこうとおもっていたけど
満員で、お好み焼き屋さんに。
めっちゃくちゃいい懐かしい感じのお店で、
しかも壁に、「ゆうちょマチオモイカレンダー」が
かかっている！！！
「あ・・・これ、わたし作っているやつです」
思わず、お店のおかあさんにいったら
もう何年もつかってくれているらしくて。
奥から、ストックを持ってきてくれた。
「置いててくれたんですか？」
「捨てられないわよおおおお」
と・・・感動～～～いってよかった～～～～
帰りによしなりにもどると、
ルリオンのおふたりやら、みんないて
いっきにあえる。
質問３
「好きなスポーツはなんですか」
「野球じゃのお、カープがあるけえ」
「まあ、それ以外に自分でやるぶんはぜんぶダメじゃったんよ。
背がひくかたけのぉ、ちびさち、いわれよってから。
走るんもおそかったけ。あんまりのお、スポーツは」
質問２
「好きな色はなんですか？」
「オレンジ」
おおお、そこはオレンジなんかい。ええやないかとおもう。
「やっぱりのお、わしらあ、みかん山におって
緑から黄色、オレンジに変わっていく様子がみえて
それは色＝味なんよのお。ほんじゃけえ、オレンジ色が
やっぱりええのおと思う」
ええやないかい。かっこええ。
質問１
「好きなフルーツはなんですか？」
「高級リンゴ」
と答える父に驚く。
ミカンや、スイカ、メロンをつくってきた父にとって
それらは当たり前に家にあるもので、
「買うてくうやつがやっぱりうまいのお」
という。
5回ぐらいきいたけど、毎回
「リンゴじゃのお」と答えるので、リンゴなんじゃろう。
案外
仕事モードになったら
案外忙しくて、
のんびりといつもいってるお散歩もみじかめで
おばちゃんとこらにもいけてないぞ・・・
きょうのお父ちゃん
みつの散歩
あさごはん（瀬戸田まんじゅうとグルコサミン）薬
お米を研ぐ
ひるごはん
よるこはん
サッカー観戦
本日のおとうちゃん
きょうは午後2時までまったく起きてこなかった。
自分から起きてくるまで待ってみて
2時にふらっと台所にきたので、「食べてくすりのむ？」ときくと
おお、というので、用意していたチラシ寿司と吸い物を
食べてもらう。ちょっとでいいというわりには全部たいらげた。
薬飲んで、また寝る。
それはそれでらくだ。
夕方になって、藤井さんがきてくださる。
お父ちゃんの様子をよくきいてくださって、ほんで、
お父ちゃんも出てきて、さすが重井のひとで、農業の話やら
重井の人の話やら、釣りの話やらをうまいことして、
お父ちゃんのご機嫌もよくなり、ええあんばい。
具体的なケアプランとして、訪問看護の人が来てくれてるんだけど
その人のこともご存じで、トップのケアができてて、すごいよ、と
いってくださりほっとした。自信になった。
藤井さんが福祉を目指した理由などもきけて、おおお、
ここにも熱い福祉の人がいるってことがわかる。
夜、ビール3本あける。お母ちゃんに電話4回・・・とほほ。
たいせつなじかん
みつと歩く。
みつと歩く。
このじかんがとても
しあわせ。
島のコ
島のコになれたかな？
どうかな？
ときどき、叫んでるの、遠くに。
まめちゃーーーん
って。まめちゃんは、おばあちゃんの病室で
おばあちゃんを守ってくれているよ。
冷蔵庫のものをひたすら
冷蔵庫にあるものをひたすら
片づけるようにいただいている。
といいつつ。
夕方、ひろかねえちゃんから電話。
「おから、炊いたけえ！！」
「カツオもちょっとじゃけどいる？」
ほとんど、つくる必要がない。
父とカフェ
お父ちゃんが結構うろうろしているので
目が離せないのだけど
きょうは、3時ぐらいにまた
「そろそろミカンの摘果にいってくる」とまたいうので
「あれ、車のキーがないから歩いてならいっておいで」
という。キーを探しまくって、あきらめて
ひとりであるいで山に行く。
ここはもう、任せようとおもった。歩きなら大丈夫やろうと。
私だってひとりになりたい人だから
父だって自由にひとりでいたいはずだ。
4時半ぐらいに電話したらちゃんと出て
「迎えに行こうか？」というと「おう」というので
迎えに行って、そのまま
みどりんのカフェまで。
本当はちょっとしんどかったかもしれないけど
父とカフェ。
アイスコーヒーをずうううっと飲むｗ
あけみレモン
みどりのこや、で、
あけみれもんのあけみさんに遭遇～
みつとあうのは初めてらしい。
とぶ練習
ほら・・・だいぶ身体が大きくなってきて
時々、飛ぶ練習をしている。
うお、朝から？
今日は朝の10時すぎぐらいから
「ちょっと干拓のほうを見てくらーのお」
と、出ていこうとするのでビックリ。
まだ日焼け止めも塗ってない状況なので、とっさに対応できない。
が、前日から車の鍵を隠していたので
すぐに動けないのはわかっている。時間稼ぎだ。
「鍵がない」と探し回る父に
ちょっとごめんねと思いながらも、急いで身支度して
「ちょうどゴミを燃やす用事があるから
干拓までいっしょにいこう」といって
車で連れていく。
干拓、草ぼうぼうや・・・ここでええスイカが
収穫できたのにのおおおおおおおお。
巣立ち
つばめのチーたちが
今にも巣立ちそうでドキドキしている。
夜に散歩からかえってきたら
チビのチーが一羽、飛ぶ練習をしている。
あーーーかわいい。愛しい。
リズム練習を
頭の体操にいいかなとおもって
スティックを持ってもらって
リズム練習をしようとおもったら
勝手に
「勝ってくるぞといさましく～」
と歌い始めた。これは、父の父の追憶なのだ。
この歌をうたって、
亡き、父の父（戦死した本当のお父ちゃん）を想い、
同じ話を何度もしてくれる。
こういう環境にいさせてもらえる
みつがいてくれるおかげで
夕方の5時半ごろから7時ぐらいまでが
ゴールデンタイムお散歩となります。
本当に美しく、
季節もちょうどよくて
突然、ぱーっと日が差してきたりして。
波の音がずっといったりきたりして
こういうところで
しあわせにしているよ。
あまこ
あまこが会いに来てくれる。
なんやかんやと
しばらくあってなかったけど
本当にお母ちゃんやお父ちゃんのことを
心配してくれてて。
高校時代、いっしょに自動車学校にも
通ったのかな・・・
「わたしの運転でカフェにいこう」
と、因島を案内する、という！！！
みどりちゃんとこやってなかったので
ただのドライブになりました。
ごえもんの話になって
「信じられんようなカットしとったよね～」
と言われる。
風呂はいってさっぱり
今朝は、みつの散歩にいけなかったから
ちょっとあかんかなとおもったけｄ
・朝ごはんたべた（ごはんときゅーり）
・昼ごはんたべた
・ドライブ＆摘果にいった
・洗濯物をよした
・水やりをしてくれた
・風呂にはいった
・晩ごはんをたべた＆ビールを飲んでごきげん
・お茶碗を洗った
かなり、してくれたとおもう。
きょうもいくのか
4時ぐらいになって
やっと仕事に没入できるかなと思ったら
「ちょっとみかんの摘果にいってくる」
という父。
むーーーーーん ちょっとまってな。どうしよかな。
父の行動を止めたくはないけれど
ひとりでいかせるのは心配だ。
むーーーーーんんとしばらく考えて、
「キュウリを友だちのところにもっていきたいから
みつを車で抱っこしておいてほしい。
いっしょに車にのっていこう。みかん山まで送ってあげるよ」
の、作戦が成功して、
ぐるっと島をまわって、それでも、摘果にいきたそうだったので
ちょっとだけ山に寄ってあげることにした。
「もうええど。小一時間ほど摘果してから、ひとりで降りるけえ」
ここは父のフィールドだ。明日、死ぬとしても
父はこのみかん畑で摘果しているだろう。その尊厳を奪うのは
違うと思うのです。まいちゃん、ごめんな。ここだけ許して、とおもう。
さて、みつとわたしは車で山を下りるべきか、待つべきか・・・
しばらくうろうろ散歩したりして。
でも、畑にいる父をみるのはとてもいい。眺めていよう。眺められるうちに。
（後ろ姿がたいぶハゲとる）
「父ちゃん、そろそろ車で降りとこうかな。どうする？ いっしょにかえる？」
「おお、降りようかのお」
降りるんか～～～いいってなるｗｗ
無事、車でいっしょにかえってくる。晩ごはんはタケノコをつかう。
おなじようなこと
おなじようなことを
しているなあとつくづく。
千日前にいても
いんのしまにいても
わたしは案外、ご近所さんが大好きなのかも
しれないね。
ひでこおばちゃんがいなくなったら
わたしは絶対かなしいから
帰ってくるたびに何度も会いに行くし
良く話す。
めずらしくツーショット。
おしゃれを忘れないおばちゃんは、
写真とるのがはずかしいという。
化粧水をいっしょにかいに
いってあげたい。
ロールキャベツ
散歩からかえってきたら
ロールキャベツがきた！！！
としみちゃんからだ。やった～～～～
海へかえったんか？
「まめはどこいったんな？」
「お？ 海へ帰ったんか？」
「ほうか、14年か ようお勤めしてくれたんじゃのお」
夕方散歩
夕方になって、
しまなみビーチまで。
うつくしく、やさしい時間。
このあと
このあと
軽トラにのった父と遭遇。
「ちょっと大畑にみかんのてっかにいってくらーの～」
えええええ！！！！
このあと。
家にかえって車に乗り換えて
父の軽トラを探しまくる。
これでどっとつかれる・・・・
玉葱
玉葱の白と茶。
きちんと皮をむくと
土からの病気が避けられて
長持ちするんだって。
さわがしい
島で暮らしていると、命がとてもさわがしい。夕方、14歳になった柴犬みつがおしっこを漏らしてわたわたとしている矢先に、ツバメの雛が二度目の落下。裏のはたけの夏野菜たちが水をほしがっているし、母が干していった洗濯物に気付く。近所の子どもが犬をさわりにくる。そして、父は「母ちゃんはどこへいったんな？」と何度も聞いてくる。少し、腹が減ったという顔もしている。そして、ひとつひとつの命がとても可愛い。
ちいちゃん
たまねぎをとりに
土間に降りて行ったら・・・あらたいへん
ツバメの雛ちゃんが
新聞紙の上に落っこちてた・・・
「おとーーーちゃんーーーーーたいへん～～～」
手をのばしてみると
よちよちよち、っとからだを掌に
くっつけてくる。
どんな赤ちゃんもいっしょなのね。
よちよちよちとあるいて
掌のうえにのぼる。
ミルクのむか？
ミミズたべるか？
4羽ぐらいの親ツバメが交互にいえのなかを飛び回る。
フンもすごいが、いのちはすごい。
強いものが勝ち残るようだ。がんばれちいちゃん。
逢えないのな
島暮らし1日目。
は、
おかあちゃんの手術日。
きのう、遅くまでクラファンのアップデートを
やってたので朝も眠いままだったけど
弘にいがむかえにきてくれるギリギリまで仕事をして
車に。
みつを置いていくのがお父ちゃん的にこわすぎたので
車に乗せてもらって連れていくことに。
少なくとも、家に置いていくよりは安心度が高い。
11時半、尾道市民病院到着。
4階の407号室。とはいえ、ナースステーションで受付を
済ませたら、待合のロビーみたいなところで
12時半～13時のあいだに手術室にいくから、そのときだけ
おかあさんに逢えるのだ、という。うへ・・・
厳しい。お母ちゃんに逢えないまま1時間ここにいるのか？
となって、みつと弘兄がきになって、途中
売店でお弁当と水をかって、車にダッシュで届ける。
車に付いたら携帯がなる。
「おかあさん、もう手術室にいきますよ」
え・・・・ダッシュで病院にもどる。
ダッシュでもどったのに・・・・勝手がわからない病院で
迷子にならんとことおもって遠回りして
「入られましたね」
「お手紙をもらったから大丈夫といって、入られましたよ」と伝言される
あえへんかったやん・・・・＞＜
てなる。
いそいでいたので、みつに買った水をもってきてしまった。
ここから3時間ぐらい、
待っているしかない。いそいで帰ってきたので、せっかくかった
かつ丼を逆に車においてきてしまう・・・
「すみません。15分だけ売店にいっていですか？」
といって、車に戻る。みつに水を渡して、かつどんをもって戻る。
食べようとしたら、がーーーーーん お箸が車のなかじゃ・・・
がーーーーん。またエレベーターで売店に戻る。
その間、ずっとクラファンの支援者への返事とかしてて。
2時とかになる。お母ちゃんはまだ出てこない。
こんなに動いているのに、私は何もしていない・・・＞＜ 母に会えてもない
3時。手術が終わる。先生の説明をききにいく。
吸入器をつけた母の目が少し開く。
「ようがんばったね、おかあちゃん」
ほんの5秒ぐらい。おかあちゃんの顔をみる。
これ以上やることがない。これがコロナ禍の病院事情だ。
弘兄のくるまにもどって
みつがいいこにしていたことを知る。
おしっこさせて、重井にもどる。
お父ちゃん。
「お母ちゃんはどこいったんな？ 点滴か？」
というので、クイズを出す。
「お母ちゃんはどこいったでしょう？」
１：福岡のこうじの家
２：大阪のゆうじの家
３：尾道の市民病院
「３」「せいかーいい」
とかゆうて。クイズ形式にしてみたら楽しそうだった。
6月6日
ゆうちょカレンダープレゼンの日。
＋
尾道のおばあちゃんとわたくしホテル クラファン初日
＋
因島に帰省（母入院）
おそくに実家に戻ってきて
ちょっと仕事をしていたら、父が台所をうろうろ
「ここへおいといた、茶色い段ボールの色のような
封筒がないんじゃ。こうじか、ゆうじが帰ってきて、さっき
封筒をみよったんじゃが。おらんのお」
「あれがないと困る。現金が30万円ぐらいと通帳が入っとる」
「母ちゃんは知らん。わたしが生活費のためにおいといたやつじゃ」
「あれがないと困る。いらいらして寝られない」
いきなり・・・か。
噂にきく、財布がない状態・・・？？？
みつを置いておくのが心配になってきたので連れて行って
車に乗せておくことにしようｗｗ
りえさん
りえさんにも
ほんとずっと支えてもらった。
病気になってすぐ相談した人。
お空にいくまえも
「いそがなくていいよ」
「しばらく家にねむらせておいてあげていいのよ」
と教えてくれた。
きみえ＆るり
帰省するための準備を
しなきゃなとバタバタしていたら
ピンポーン。
るーちゃんと
きみちゃんでは
ないか！！
まめがとってもしんどいときに
車で千日前に送ってくれて
いろいろ話した。
るーちゃんに
「まめのことおぼえてる？」
というと
「ぺろぺろしてもらった」
有田川に散骨してもらうことになった。
母との交換
千日前のおかあさんと
因島のおかあさんがお手紙でつながる。
日々
ひとみちゃんとこは
リフレッシュのじかん。
後姿だけでいいのに、前もとるというから
ちょっとはずいが。記念。
ハズイ顔をしている。
うしろはアレンジしてくれているので
くびれがきゅんとなって
可愛い。
髪のごわつきをなんとかしたいケラチン。
いなーき。
あけてるような
そうでもないようなかんじで
ギャラリーに風を入れている
ラベンダーとグレープアイビーを光にあてながら。
なんとなくいまここに
へんなひと入ってきたり、泥棒されたりすることはないやろって
おもえるので扉を開放している
夕方になってインターフォン。
維新派のいなーきちゃんがまめにあいにきてくれる。
彼女と、そして夫の岩村クンとは
高津さんでよく出会った。なんでもない日によく出会って
結婚式のときも、まめみつをつれて
見学にいった。
岩村クンがお空にいって１年2か月がたつという。
人の記憶ってええかげんなもので。
3年ぐらいたったのか、半年ぐらいのことなのか、わからないもので
そうか1年2か月。月を数えるところが、いまではよくわかる。
いのちやら、大切なひとことやらを
泣きながら話せる場ってなかなかないもので
いなーき、きてくれて、ああとても大切な時間やなあとおもえて
仕事をがーっとおわらせてギャラリーに座る。
「過去形で話したくないよね」
「事務手続き、しんどーーーーーってなる。現実なんや、って突き付けられるし」
「わかってるけど。どこか、信じてないかんじ」
みたいな、よくあることなのかもしれないけど
今しかはなせない、いなーきとわたしの、心のふるえの細かいところを
交換していく。
岩村クンの仏壇は、ギャル男がつくったらしく。
上部がドーム型になってて、ステンドグラスがはいってて
そこに維新派の役者っぽい人形がいる
「ここに、松本さんやありこさんもいてる」
というので帰りに、まめの骨をひとつ。
「来月、高松に帰るから、もってっていい？高松でいい？
岩村君といった山があるから、そこに散骨しようかな」
といってもらえる。
「岩村君に、まめと散歩いってきーいおうかな」
といいながら帰る。
きょうは、岩村クンと散歩の日だな、きっと。まめ。
夕方になったら高津さんにでもいこか。
49日のおふとんのうえでまめにあえる
6月2日の明け方か、寝付く前ぐらいだったか。
おふとんのところにトコトコトコ、
畳をあるく犬の音。この音が聞こえるといつもわたしは
「まめかな？ みつかな？ あがっておいで」と声をかける、
みつはベッドに自分からあがってこないので
ドレッサーの椅子のしたに入り込むのだけど
この日は違った。
「まめかな？ みつかな？」
ふたりがそろって私の方に近づいてくる。
まめが私のところにかえってきた。やっとやっとやっとやっとやっと
姿を見せてくれた。あれから、こんなに待っていたのにぜんぜん
出てきてくれなかったのにやっとやっとやっとやっと
姿を見せてくれて、わたしはうれしくて、うれしくて
両手でまめのあたまとからだをさわりまくって、
「やっときれくれたん。ありがと。よくきれくれた。よくきてくれたな」
と声をかけた。夢ではなく、私の記憶ははっきりしていた。
ちゃんと伝えた。
「きょうのまめが、きょうもだいすき」
ほどなくして、その触感はすーっとなにもなかったように
闇に溶けていくのだけど
それまでのわたしとまめの再会は、温度があり、触感があり、
ふたりのいつもの大好きの交換があり
やっときれくれた、49日まえの、まめの
「ママ、いってきます」
だ。
49日のもつまる
6月2日は、正式な49日となる。
藤本さんが、「前の日から数えるのよ」と教えてくれたので
4月15日から数えて、49日だ。
きょうは、まめのことをたっぷり考えて、泣きたいぞと思ってて
フラットに過ごしていた。夕方になって
みつを散歩につれていこうとおもいたち、道頓堀を歩いていたら
あまりにも風が気持ちいのでもつまるで
ビール1杯だけのんでいこかなと思い立つ。
ビーグルをつれた同世代ぐらいの男性が外のみをしていて
なんとなく場を共有しながら店長たちと話す。
そのうち、パパとよばれるその男性が整体師さんであることが発覚。
49日の夜をなんとなくすごしている私をみて
「ちょっとだけ施術させてもらっていいかな」と、店長に許可を経て
からだを診てくださる。きょきょきょきょ、強烈にいたい。
背中、胸、腕、歯・・・右側を中心にさわっていただく。
いたいいいいいいいいいいの悲鳴と
ぽろぽろ・・・デトックスな涙っつ
奇妙な日だ。なんていい日だ。ミナミをふく風が
あつくもなくさむくもなくちょうどいい。凪な日のようにおもう。
まめはいまごろ天国というところに
たどりついただろうか。
ママはいつも散歩した道頓堀のあの大好きなもつまるのところで
悲鳴をあげながらビールを３杯のんだよ。
最後の1杯は店長のおごりだったよ。
レッツゴー！まめ
あたらしい、まめの時間をたのしみなさいよ。
しおりん
しおりんがまめにあいにきてくれた。
顔を出してくれる人って
すごいな、フットワーク。かんたんじゃない。
逢いに行かなくちゃ、を実践できるひと。
このこのコミュニケーション力はほんますごい。
明日が４９にち
6月2日が49日となる。
ちょっくら天国いってきまりんご。の日だ。
下界にいる最後の日となる。
こういうのはふつうに仏教の考え方なのかな、よく知らんけど。
こんなにも49日とか、初七日、とかこれまで考えたことがなかった。
よるさん
夜会議のあとに
みつとゆるゆる
こういう時間がとても
だいじ。
しんさかい
しんさかい？
